目が覚めたら産屋敷邸だった件。

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貴方side

ついに。この日がやってきた。


＿＿＿＿＿＿＿＿最終選別。



ここで死ぬか、生き残るか。





いや、死ぬわけにはいかない。１回死んでるから別に怖くはないが、こんなところでへばるつもりは毛頭ない。





ちなみに、もう全集中・常中はできている。





(『呼吸もいっぱい練習した、！大丈夫、できる。わたしはできる。』)





『では、みなさん。行ってまいりますね。』




振り向いて御館様達に一礼する。




みんな｢行ってらっしゃい。｣






君なら大丈夫だろう、そんな眼差しを向けて見送ってくださった。






『よし！！』





いざ、最終選別へ。




______________________________________



藤襲山に着くと、まだそんなに人は居ておらず、五感組もいないようだった。







(『ていうかまず、同期かも分からないけど…』)



会えたらいいなぁ。




ふと、周りの人からの視線を感じた。




みんなジーッとこちらを見ているようだった。





(『え？なに？こわ、え？』)



もしかしてこの髪のせいか。金色だしよく目立つ。



(『たしかに変わってるもんね〜』)



と呑気に考えていた。


一方、



周りの人(((((何だあいつ…かわいすぎるぞ！？！！！！))))))






全くそういった目で見られていることが分かっていないAであった。




そんなことつゆ知らず、山ん中で何食べよーかなー、



そんなこと考えていると、ピンクの可愛らしい袴(？)をきたサイドテールの女の子がいた。




あ！！あれは！！





(『カナヲちゃんやないかぁぁぁ！？！』)





生で見るカナヲ様美しい。死ねる。





(『やばいやばいかわいすぎない！？！え！？本物やば……動いてる……』)




てことは、、、、五感組と一緒じゃん！！！？？え！？最高！？！





キタコレと小さくガッツポーズをしていると、どうやらほとんどの受験者が集まったらしい。




その中には我らが主人公、炭治郎もいた。

うん。すき。


あ！あの、！金髪は！！


(『ぜ、善逸〜〜！！！』)



喜びをかみしめていると善逸と目が合った。


こ、これは、あれだよ、君のトリコに〜って音楽流れちゃうよ……←


(『い、一応笑った方がいいのかな……』)

ﾆｺッ


善｢！！｣



シュッとすぐ目をそらす。

あれ以上は私が死ぬ。







｢皆様、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます＿＿＿｣

その後一通り説明を受け、山へと入った。

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