押 し て ダ メ な ら 、

pull.9　-JM- ページ9

JM side









「･･･はあ、」









何気にしてんの、俺。









相手はAだよ？なんで何話そうとか悩んでんの。









あんなの適当にあしらえば良いのに。









それで前は向こうも満足してたじゃん。









･･･なのに、なんでそれが出来ないの。









本当に俺、どうしちゃったんだよ･･･。









頭の中は、認めたくないけどあいつのことばっかで









頭の片隅でテヒョンの言葉がちらついてて。









「･･･戻るか、」









どんな顔してればいいんだろう。









上手く話せるかな、









なんか俺らしくない。









･･･こんなんじゃまるで、俺がAの事を好きみたいだ。

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