押 し て ダ メ な ら 、

pull.6　-JM- ページ6

JM side









チャイムと同時に俺の席に来たのはA･･･じゃなくてテヒョン。









Aは･･･？と思ってAのほうを見るとソミンと話してる。









TH「あーあ。･･･ジミナ、Aちゃんに飽きられちゃったかな〜？」









「･･･は、」









TH「俺Aちゃん狙っちゃおうかなー！！」









「はあっ!?」









驚いて席を立つと集まる視線。









ああ、恥ずかしい･･･。









TH「いひひっ、冗談だよ〜。ジミナのAちゃんだもんな？？」









そういってニヤニヤしてくるテヒョン。









「何言ってんだよ･･･あいつが俺に付きまとってるだけ。」









TH「もーう、素直じゃないんだからっ！！









･･･でも、早く素直になったほうがいいよ？









じゃないと俺、ほんとに狙っちゃうから。」









そういったテヒョンはすごく真剣な目をしていて









「･･･分かってるよ。」









そう呟いた。









･･･テヒョンの言葉が、なんでか頭から離れない。

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