#１７０ -REO side- ページ23
．
――――――――――ダンッ！！
「ふざけんなよっ！！！」
一番最初に手を出したのは俺だった。
あのままステージの上で暴れるわけには行かず、亜嵐くんと隼と一緒に舞台袖にはけて、気に食わないくそジジィを探し出した。
見つけた瞬間飛び掛かり、胸倉を掴んで壁に押し付けた。
社長「ひ … っ！！」
「ビビッてんじゃねぇよ … あ？」
更に腕に力を入れて首を絞めつける。
隼「ちょっと、玲於！！やりすぎ … 」
「うるさいな、ちょっと黙ってろよっ！！」
自分でも押さえられないぐらい怒りが込み上げてきてるのが良くわかる。
こいつのことは許せねぇ …
俺一人、ギター部門から落とされるならまだわかる。
でも、それと��AGEHA�瓩里海箸箸覆襪般�が違う。
スタッフも茫然とその様子を見ていて、誰も止めようとする人はいない。
「ははっ、お前相当嫌われてんな」
社長「だ、誰が助けにっ」
ジジィの悲痛な叫びを聞いても、誰も割って入ろうとしない。
「これがお前のやってきたことの結果なんだよ」
権力だけ求め続け、ついてくる人のことを見向きもしなかった人間の末路。
亜「 … もう終わったな、お前も … 事務所も」
亜嵐くんも睨みをきかせて、ジジィの末路を笑った。
隼「もうついて行こうとする人間なんて、いないんですよ」
いつも温厚な隼も、今日は雰囲気が一変して危ない匂いがプンプンする。
「こんなことで、俺らが潰れるなんて思うなよ … 」
��PIERROT�瓩皚�AGEHA�瓩癲∈�まで以上に飛躍してやる。
誰しもが羨むようなバンドに、俺らならなれる。
社長「こんなことしてっ、大人を甘くみ … っ」
「だったら、子供も甘く見んなよ」
拳を振り上げて、一発こいつをぶん殴らないと気が済まない。
その腕振りかざした瞬間。
――――――――――パシッ！
龍「その辺にしとき」
龍友くんが俺のその腕を掴んでいた。
「離せよっ！！」
龍「殴ったところで、お前はそれだけで気が収まるんか？」
「 … っ」
龍「だったら、その大切な手を大切にしといた方がええと思うけどな」
龍友くんの言葉に力を無くした腕。
首を掴んでいた手もそれと共に離れ、ジジィはその場にヘタレ込んだ。
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
