歴史遡行軍と同居しています【刀剣乱舞】

歴史修正主義者20人目 ページ22

痛い、痛い…
困ったことにそう
スっと意識は消えてくれない。

ゆっくり、ゆっくり薄れていく。

上から男の声が降ってくる


「姉さんの仇…」


？どういう事…
心当たりが無い
けれど切りつけるほどの事を
私はやったんだろうか…


知りたくないな………

















「遅いなぁ…」

それもそうか
今日は打ち上げなんだもんね、

いつも話してくれる人が居ないのは
少し寂しい。

時刻は9時20分
あと10分位でAちゃんが帰ってくる。


僕は彼女の帰りを心待ちにした。








「遅い…」

9時40分を回った。
彼女は帰ってこない

焦るな燭台切光忠…まだ10分
少しの遅れはよくあること…


プルルルル

電話が鳴った。

出た方が良いのか分からない
でも急な用事だったら申し訳ない


ガチャ

「もしもし。」

«Aちゃんのお宅の方ですか！？
Aちゃんが…！»

「！？」


どうやらAちゃんを見つけてくれたのは
通りすがりの人。

血だらけで倒れているところを見て
生徒手帳に挟まっていた
自宅電話番号のメモを見て掛けてくれたのだそう。


「場所は…はい……はい……すぐ行きます！」





僕は今までにない位早く走った。



また、目の前から
















大切な人が居なくなるのは嫌なんだ______

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