ヒロアカトリップポケモン少女！2

No.72 ページ30

ーー平和の象徴を殺せ。


「敵ンン!?バカだろ!?」
「ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ！」

一部の人が騒ぎ立てる。

「先生、侵入者用センサーは！」
「もちろんありますが…！」

百ちゃんと13号がそう話している。

「現れたのはここだけか学校全体か…。何にせよ、センサーが反応しねぇなら向こうにそういうこと出来る“個性(ヤツ)„がいるってことだな」


轟くんが冷静にそう判断する。


「校舎と離れた隔離空間、そこに少人数(クラス)が入る時間割…バカだがアホじゃねぇ。
これは、何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

…正解だ……。

「13号非難開始！学校に連絡試せ！」

『上鳴くんも“個性„で連絡試してみて!!』
「っ、オッケー！」

「先生は!?一人で戦うんですか!?」
「あの数じゃいくら“個性„を消すっていっても!!」


イズが心配そうに叫ぶ。


『イズ、一芸だけじゃヒーローは務まらないじゃん？』


「13号！任せたぞ」

そう言って飛び出していった相澤先生。


「射撃隊、いくぞぉ」

『エアームド！相澤先生の援護、鋼の翼で撃ち落とせ!!』
「エアァア！」

エアームドは次々と敵と弾丸を叩き落としていく。


「皆さん、非難です！」

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