神の嫁【桃】

３４話目 ページ39

夢主side

桃「Aっっっっ！」
『！…さとみ、く、？』
「…へぇ、来たんだ」
桃「来たんだじゃねぇ。来るだろ。大事な嫁だぞ」

さとみくんは、悪魔をキッと睨みつける。

その様子に、悪魔はフッと笑った。

「いいね、その根性は認めるよ、桃色の神」
桃「……その呼び方やめろ、俺はさとみだ」
「ふーん、さとみね。ちょーどいいや。どーせ死ぬんだし、自己紹介してあげるよ」

さとみくんは、私を守るようにして立つ。

「俺はサタナキア。よろしく」
桃「サタナキア、ね…」
サタナキア「悪いけど、その子、返してもらえる？」
桃「…………あ"？」
サタナキア「うわこっわ…そんな睨まないでよ」

悪魔…サタナキアは、私の方へ手を伸ばす。

その腕は、ことごとくさとみくんに切られた。

サタナキア「うっわー…釣れないなぁ」
桃「うっせぇ」

悪魔って、再生するもんだと思ってたけど…

再生しないんだね。切られた腕。

まさか、片手で戦うの…？

桃「……はは、俺も舐められたもんだな」
サタナキア「えー、そう？……あ、君、寝てて」
『！？ふっ……』
桃「！Aｯ………」

バタ


さとみside

桃「……Aに何した」
サタナキア「やだなー、そんな睨まないでよ。ただ眠らせただけじゃん」

悪魔の場合、だけがだけじゃねぇから腹立つんだよ…！！
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【らいたーるーむ！】

私、「魔入りました！入間くん！」っていう漫画が好きなんですけど、サタナキアって、本当にある悪魔の名前なんですね？

悪魔の名前を調べてる時、アスモデウスとか、ウァラクとか、まいるまのキャラ達の名前が沢山で楽しかったです|ω･)

ちなみに作者は、シャックス・リードくんが好きです(*´ω`*)

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