神の嫁【桃】

９話目 ページ11

夢主side

『ん…』

朝起きると、目の前に知らない天井。

あぁそっか。家、変えたんだっけ。

取り敢えず起き上がって部屋を見渡す。

おもむろに、スマホを手に取った。

時間は、午前６：３０。

………４時間しか寝てない。

隈凄いなぁ…まぁいっか、誰も見てないし。

リビングへ行くと、思いのほか早起きなのか、さとみくんがすでに居た。

……私より早く起きて、隈が一切出来てないんですけど。

神様は出来ないのかなぁ、隈。

羨ましい。

さとみくんは私に気付くと、見慣れないメガネを外してから、

桃「おはよう、A」

と(爽やかな笑顔で)言った。

『おはようさとみくん…ふぁぁ』
桃「眠そうやなー…もうちょい寝ればいいのに」
『大丈夫』

そそくさと朝ごはんを作り始める。

あ、待って…

パン無い…←朝はパン派

桃「どした？」
『いや…パンが無くて…』
桃「そういや、お前パン派だったっけ」
『うん…』

私がそう言うと、さとみくんは思い付いたようにキッチンへ。

『なんか作るの？』
桃「んへへ、内緒。向こう行ってて！」
『分かった…』

言われた通り、キッチンからは離れ、ソファに沈みこんだ。

しばらくすると、いい匂いがしてくる。

『……あっ』

何か分かったかもしんない。

桃「ほい、お待たせ」

さとみくんが綺麗に盛り付けて持ってきたのは、パンケーキ。

『ふふwwwくだらなwww』
桃「えーwwww朝はパン派なんだろ？www」
『そうじゃないwww』

しばらく２人で笑いあって、パンケーキを食べた。

めっちゃ美味しかった。
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【らいたーるーむ！】

料理…出来るんだ…

クッソこのイケメンが好きだよ()

あ、お姉ちゃんのビジュでやんす↓



【次回予告！】

なんでいらっしゃるんでしょうか

お楽しみに！

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