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「で、そろそろ話進めていい?」
大「はい!いいですよ!」
流「はい。」
「えーっと……まず、流星は今までどこにいたの?」
流「関西の方に居ました。お姉ちゃんの高校がこっちになっちゃったのでこっちに来たんです。」
大「お姉ちゃん居ったんか。」
「じゃあ、お姉ちゃんって……」
流「はい。A様と大ちゃんと同じ学校ですよ。大西麗美っていうんですけど………」
おおにし………れみ………
「麗美って…………廉の………」
廉が一緒に居た、廉の彼女の名前が………確か、麗美ちゃん…………
大「あ!」
大吾も気がついたみたい。
流「はい…………廉君の…今の彼女です。」
公園に重い空気が流れる。
「そう、なんだ…」
それしか言えなかった。
流「実は………廉君とはずっと一緒で……でも、廉君が僕のことを思い出したことは一度もなかったです。」
廉………みんな覚えてるのに、なんで貴方だけは…………
貴方の隣に居られるのは私だけ。
そう
思ってた。
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作者名:L | 作成日時:2015年7月25日 23時