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31 回想 ページ32
廉「それじゃ、な?」
「うん……」
廉が行く、行ってしまう。もう、二度とこの顔を見れることはない。
廉「A……」
「ん…れ…ん…」
廉が私を抱きしめる。廉…震えてる…?そうだよね、怖いよね。
廉「愛してる」
「私もだよ」
廉「俺が唯一愛せたのがAでよかった」
「私を愛してくれたのが廉でよかった」
廉「A……」
「廉……」
愛しい人の名前を呼ぶと廉は私から離れた。
廉「また、会えるから……」
「え…?」
どういう意味?
廉「……行ってくるわ。」
廉はそう微笑んで歩いていった。
「廉…いってらっしゃい!」
私は最高の笑顔で廉を見送った。廉の姿を目に焼きつけたくて。廉は振り返らなかった。けど、届いてる。
きっと……
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作者名:L | 作成日時:2015年7月25日 23時