第2話 ラジエータースプリングス ページ4
しばらくすると、街が見えてきた。
シェリフはスピードを落として、私の隣に来る。
「ここが俺の街、ラジエータースプリングス！宿泊施設もあるぞ！良かったら観光していってくれ」
シュリフが自慢げにレイコにそう言うと、街の人達がワーッとでてきた。
ああ、ラジエータースプリングスってあの看板の！
、
｢こんにちは、オーナメントバレーの玄関口、心のこもったおもてなしが大評判のラジエータースプリングスへようこそ！｣
「お土産いかがですかー！？」
「うちには色んな軍払い下げ品があるぞ！！」
「オーガニック燃料はいかが？？健康にいいよ」
みんな口々にセールストークをしてくる。
ひえー。推しがスゴすぎる……
こういうのは断れないタイプだから、私は誘われたところに次々と入っていくしかなかった。
こういう田舎町に来ることなんてなかなかないから、逆にこれはこれでいい体験なのかもしれない。
「わーっ！！すごい、可愛い！」
「おれは、フィルモア、これうちのお店で作ってるんだよ〜」
そう名乗った店員さんがそう言ってニコニコしながら近づいてくる。
このお店だけでなく、彼自身もヒッピー調で、私にはかなり縁がない道の人達だが、これはこれであまり関わったことの無い人なのでなんだか楽しい気分になる。
とても温厚そうで優しそうな人だ。
「へぇ、じゃあこれ買います！」
そんなこんなで、外に出るとまた隣のお店、次のお店とどんどんまわっていく。どの人も親切に接客してくれて、すごく話しやすい人達だった。
とてもフレンドリーに話してくれた元気なメーターってレッカー車もいたな。
とても素敵なところだな。
きっとみんな仲が良くて幸せなんだろう。
そして気がつくと日が暮れていて、辺りは真っ暗になっていたが、モーテルがあったので、そこに泊まることにした。
朝食もつけてくれるらしいし、ラッキーだね。
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Fighting ND(プロフ) - 忘れてました、久しぶりなもので…ご指摘、ありがとうございます！ (2022年7月30日 18時) (
レス) id: f25c662c6b (このIDを非表示/違反報告)
kajtuuwn(プロフ) - オリ/ジナルになってます。二次創作を作る時はきちんと確認してタグを外して下さい (2022年7月30日 18時) (レス) id: 08bd233888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファイティング ネクストドリーム | 作成日時：2022年7月30日 18時
