＃美顔に囲まれて自己肯定感を上げる方法とは ページ3
__ウジ side
「Aや〜ヨギ!！！！ヨギパ！！！(こっち見て！)」
サイン会の会場にナムジャの声が響いた。
Aは声の方を見て片頬を釣り上げて笑うと
そこらじゅうのナムジャが湧いていて
「オンニ、96lineでご飯行くなら誰と行きたいですか？」
Aの目の前では少女がポストカードを読み上げていた。
「うーん、誰だろう…一人で行くかな」
「ジュニオッパはAオンニと行きたいって言ってましたよ！」
「あぁクレ？(そうなの？)ありがとうって言っとかなきゃ。
教えてくれてありがとうね」
「はい！！オンニこれからも頑張ってください！」
「ネ〜^^コマウォヨ(ありがとう)」
Aに手を握られたその子は満面の笑みでサイン会を後にしていた。
「や、お前何で96lineと飯行きたくないんだよ」
「だって尊いじゃん。96lineの美しさってね、
一見個性バラバラに見えるんだけど、その相性がぴったりなの。
もう…尊くて…私なんかが入ったら崩れる…」
表であんだけ麗しさを放ってるくせに裏に来たらこれだ。
「お前も96lineって自覚持てよそろそろ」
「あ、うん、はい、ありがとう」
「流すな」
コクコク人形みたいに頷きながらAはマネヒョンからもらった水を飲んだ。
スラっと細長い腕も、白い首も、
切れ長な横目も、世間の男のみならず女子の羨望の的なのに。
なんで自覚がないのか…。
「ヌナ、ヌナは可愛いですよ」
「ミンギュ…ありがとう…おばさんにはお世辞でも響くよ…」
ミンギュは至って真面目に言ったのに
Aはペットボトルのキャップを閉めながら鼻血を拭くジェスチャーをした。
「や、お前がおばさんとか言ったら俺らはどうなるんだよ」
「クプスオッパ、私の世界では私以外年を取らないのでご安心ください」
「ねぇAさ、もうちょっと自己肯定感高めなよ。
セラピー行こうか、一緒に」
「ハニオッパこそ自覚してますかその美貌。
2019年10月×日のシュアオッパとのインタビューで
”自分のことかっこいいと思ってない”って言ってたの、私は忘れません」
「…マジで怖いわ」
ハニヒョンのお手上げ、って感じでため息をついた。
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ドアノブ(プロフ) - めっちゃツボです…！思わず拝みそうになりました…主人公ちゃん含めセブチ可愛いが過ぎる…ありがとうございます… (2020年8月28日 19時) (
レス) id: b5f2c25d52 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅｵ(プロフ) - ちゅんちゃんさん» 素敵なコメントありがとうございます！心を込めて書いたので嬉しいです(^^)ちゅんちゅんさんも素敵な小説を書かれていて、私も拝読しており、楽しみにしています！コメントありがとうございました！ (2020年7月16日 16時) (レス) id: 76734e0b15 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - なおさんの小説全部読みました、とくにharuが大好きで…！いつも拝見しております！忙しいと思いますが、更新楽しみにお待ちしております！本当に楽しい雰囲気の小説で大好きです！ (2020年7月16日 11時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
ﾅｵ(プロフ) - なつみさん» 嬉しいコメントありがとうございます！本作も読んでいただけて嬉しいですし、とても励みになります！あら！それは何よりです！^^かっこいいですよね〜！ (2020年5月16日 19時) (レス) id: 193db4ca5a (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - なおさんの作品が大好きで、今回も楽しく読ませて頂いてるのですが、まさか気象系が出てくるとは思ってなくて、私の推しグルのコラボにめちゃくちゃテンションあがってます！！ありがとうございます！！ (2020年5月16日 15時) (レス) id: be4c175b80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾅｵ | 作成日時：2020年5月15日 22時
