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潤「はいでた、またお前はそうやって順番を無視する..」
「だーかーら、混ぜれば一緒でしょ！って」
潤「お前オレンジジュースと白米一緒に食うか？あ？」
「だからその例えやめてってば気持ち悪い食欲失せる」
智「賑やかだな〜相変わらず(笑)ね？」
雅「.......」
智「......?」
.
お風呂上がり冷蔵庫から取り出したアイスバーを咥えながら大きく伸びをしていると
智「お、いいもん見た〜」
大野くんが入ってきて、
私は慌てて伸びてたことで露わになっていた横腹を隠す
智「俺も食おっかなぁ」
黒いパーカーのフードをすっぽりと被り背中を丸めながら冷蔵庫を漁る
ん〜、大野くんも不思議な人だよなぁ
1番謎かもしれない
智「もうさっきのやんないの？」
「え？」
智「こういうの」
「や、やりません！」
さっきまで私がやってたストレッチの真似をするから急に恥ずかしくなった
静かなくせに実は変態？むっつりってやつ？
大野くんは「残念」、って笑いながらチョコ味のアイスバーを咥えた
「大野くんってアイス好きなの？」
智「ん？アイス？普通」
「いつも食べてるイメージある」
いつも、と言ってもまだ2回しか見てないけど
前にこうやって2人で喋った時もアイスを食べていたから、大野くん＝アイスみたいな感じになってしまっている
智「甘いもんは好き」
「へぇ、意外(笑)」
智「佐藤さんは？」
「好きじゃない」
.
.
「だーいすき！(笑)」
.
.
智「.....」
「.....、え？(笑)」
智「....え？あ、そう」
「あ、うん」
あれ、なんかテンションの差、気まずい
一瞬大野くんの顔が固まったような
「..あ、ねぇそういえば！」
智「...?」
「こないだ流れ星に何お願いしようとしたの？」
慌てて話題を切り替える
だってだって、なんか恥ずかしい
まだあんな距離感で話しちゃまずかったかな
智「あー、あれは..」
「あれは..？」
智「秘密(笑)」
「えー、ケチ(笑)」
本当はそこまで聞きたかったわけじゃない
だってきっと教えてもらえないと思っていたから
ただこの気まずい空気を変えるための話題
智「叶ったらその時教えてあげる」
そういった大野くんの笑顔が少しだけ寂しげだったのは、
私の気のせいなのかな
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そうして、気付けばこの家に来て1ヶ月が経っていた
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年2月19日 20時
