オーエル (ページ30)

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「わっ」

翔「おぉっ、」

食器も片付け終え自分の部屋に戻ろうとすると、ちょうどお風呂から上がってきた櫻井さんと入り口で鉢合わせ、その瞬間ふわっとお風呂上がりのいい匂いが鼻腔をくすぐる

「あ、えっと...」

あれ、なんか本人と話すと緊張する

なんで？イケメンだから？

いやいや、違うだろ

んー、なんか今更敬語使うのも距離を感じるけど...急に敬語外すのもなんだかなぁ...

なんかさっきから変だな私

翔「A」

「、？」

翔「、って俺も呼んでいい？(笑)」

後頭部をぽりぽりと掻きながら翔くんが恥ずかしそうに笑った

「、もちろん！！！」

私はまだ、翔くんのことをほとんど知らない

もちろん、みんなのことも

これから知っていけたらいいな....

-

「あれ？珍しいね？みんなここにいるの」

あれから私もお風呂に入り、すっかりみんな部屋に戻ったと思っていたけれど珍しく全員リビングに揃っていた

和「だって～、ねぇ？」

潤「まだ肝心なもの忘れてんじゃん？」

智「翔ちゃん不足だったから埋めないと」

和「うん、1人なんか違うのいるけど」

雅「翔ちゃーん！女神様買ってきてくれた？！」

あ、お土産か

雅「てか松潤NYティーシャツよりマイケルのサインの方が良かったんじゃない？」

翔「お前はNYをなんだと思ってんだ(笑)」

和「え、俺が想像してたサングラスとちげぇ.....」

雅「うぉぉぉ！！女神様だ！やべぇ！鍵につけよっかな！」

まーくんが目をキラキラさせて見つめてる女神様はなんだかよく見ると星の形のやけにアメリカンなサングラスをつけていて挙げている手には

「ポテト.....」

なぜかポテトを持っている

雅「女神様もポテト食べるんだねぇ」

和「さすが見るとこちげぇ」

そんなまーくんを見ながら感心しているにのが持っているサングラスは、女神様が着けているようなアメリカンなサングラス

んー、たしかににのが欲しいと言ってたものとは違うような、、

どちらかというとパーティー仕様

星の形だし柄がアメリカの国旗になってるし、でもこれはこれで、、

「似合ってるよ、すっごく」

和「あ？」

「ぷっ(笑)」

和「てめぇなに笑ってんだ」

潤「俺は満足だわ」

智「おいらも」

NYと前にプリントされたお洒落な白いティーシャツと妙にリアルな魚のストラップ

潤くんも大野くんも、それぞれお土産が気に入ったみたい