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DY「そいつさ、ここにもたまに来るんだ。まぁ、最近は会ってないけど。でも顔出したかと思えば次見た時はいなくなってて
まぁ、何してるかなんて想像は着くんだけどさ…」
「女遊び？」
DY「だろうね。この辺りじゃあいつ顔もしれてるみたいで、クラブに入り浸ってるし。最悪だよ」
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ほんの一瞬ドヨンの友達はテンなんじゃないかって思った。だって、言うまでもなく全てがテンのことだったんだから
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DY「でもさ、多分だけど…そいつ好きな子が出来たんだよ」
「…」
DY「いや、本人は多分気づいてない。あいつちゃんと恋愛した事ないしさ
いつだったかな……突然、猫見つけたって言ってきて」
「…猫?」
DY「うん、初めは捨て猫を拾ったりでもしたのかなって思ってたんだけど
抱き着いてたら凄く温かいんだとか、頭を撫でたら何ともないフリするけど照れるんだとか。流石に人でしょって」
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違うかった。明らかにテンじゃ無かった
私の知るテンはそんな人じゃない。自分の中にそれ以上入るのを嫌い、面倒だからと用が済めばすぐ捨てる。ただ、欲に忠実でそれなのに人垂らし
恋から1番遠い人が彼なのだから
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「ドヨンの友達、上手くいくといいね」
DY「うん」
「ふぅ〜、なんか人の恋愛話聞いてたら私も恋愛したくなってきた。笑」
DY「すればいいじゃん」
「そんな簡単にいかないよ。恋愛はお互いが好き同士で成り立つんだから。奇跡みたいだよね」
DY「はっ、つい最近まで都合のいいようにされてた男を好きだった奴が何言ってんの。笑」
「……うざ」
DY「やべっ」
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遂に頭に来た私がドヨンを1発殴ろうとした所、勘のいいドヨンが避けた
そのため始まった私達以外誰もいないお店の中での追いかけっこ。大人気なく逃げて追いかけて、馬鹿みたいだけど馬鹿みたいに楽しかった
ドヨンに出会えて良かった
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DY「…はぁっ、疲れた」
「しんどい…っ」
DY「まぁ、楽しかったし。いいじゃん」
「ねぇ……ふぅっ、いきなりだけど、ドヨンにお願い」
DY「は？お願いってもんわ…」
「1回だけ抱きしめてよ」
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ドヨンはまたため息を付きながらも、私を抱き締めてくれた。男と女じゃなくて、友達として
多分ドヨンも分かってた。私が "ソレ" を完全に手放そうとしてる事を。だから、何も言わないけど背中を不器用ながら撫でてくれるから胸が温かかった
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?「………何やってんの」
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jfpzGmohs5(プロフ) - これっめもしかしてHey!Say!JUMPの歌だったりしますか！？！？ (11月13日 23時) (
レス) id: 5451b6343b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - どのお話もとっても素敵です…楽しく読ませていただきましたありがとうございました (2023年3月8日 5時) (レス) id: 708a20f575 (このIDを非表示/違反報告)
由利(プロフ) - なんかマークの話エモくて（？）泣きました（ (2022年8月12日 23時) (レス) id: 236b7ecb2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなこ
| 作成日時：2022年1月14日 15時
