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翌日…俺は放課後になるとすぐに音楽室へ向かった
アイツの事が気になったからだ…
巻「……まだ来てねぇのか」
仕方ねぇ…ギターでも弾いとくか…
ギターを弾きはじめて少ししたら音楽室の扉の前に人影があった
巻「なんだ? ((ガラガラ」
『うひっ!?』
そこにはアイツが立ってた
『お…お邪魔しました‼あなたが音楽室使うんですね…私は帰りますから!
それでは‼』
巻「まて」
『ひっ!?』
巻「弾いてけ」
『で…でも…』
巻「いいから‼」
『は…はいぃぃ‼』
少し話がしたかった…あの演奏を確かめたかった
巻「((ジーッ」
『あの…そんなに見られたら弾けないといいますか…その』
巻「気にすんな」
『うっ…では…♪〜♪〜』
巻「!」
一つ一つの音に引き込まれる感じがした…
惹き付けられる…気づけばギターを構えていた…
巻「♪〜♪〜」
自然とメロディーが出てくる…何だこの感覚…
『ふぅ…』
巻「………」
『あ…の…耳障り…でしたでしょうか…』
巻「そんなことねぇよ!」
『ヒッ…でも…ギター弾いてたから…私の音を自分の音で掻き消してるのかな…と…』
巻「だからそんなことねぇよ!」
むしろ…心地良かった…
『そう…ですか…』
巻「巻宗介」
『へっ?』
巻「巻宗介だ」
『あ……音羽…Aです…』
コイツ…おもしれぇ…
それから俺は毎日音楽室へ寄るようになった
合わせたりなんかもした
でも…いつからだろうか…アイツは音楽室に来なくなった
白「そういや最近音羽先輩見ないっスね」
巻「!」
佐「確かにそうだね…どうしたんだろ」
北「学校にじたい来てないみたい
風邪でもひいたのかなぁ?」
風邪…
その日BLASTの練習も終わりたまたま公園へ立ち寄った
巻「?…アイツ…」
ブランコにアイツが座っていた
巻「おい」
『ひゃあ!?ごめんなさい ごめんなさい
ごめんなさい!………って…巻君…?』
巻「おまえこんな夜遅くに何してんだ
学校にも来ねぇし…」
『えっと…』
音羽の目はいつもより怯えてるような目をしてた…
そして…身体の所々に傷や殴られた跡があった…
巻「っ!?おまっ!」
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アリス(プロフ) - 了解しました!頑張ってください!絶対に見ます! (2017年12月24日 20時) (レス) id: 01115ae757 (このIDを非表示/違反報告)
謎王子(プロフ) - アリスさん» 今、この小説の続編の方へ書かせていただいております。もうしばらくお待ちください!!すみません! (2017年12月23日 21時) (レス) id: 23774a2eab (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 今、作品はどんな感じでしょうか? (2017年12月23日 21時) (レス) id: 01115ae757 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ありがとうございます!頑張ってください! (2017年12月23日 14時) (レス) id: 01115ae757 (このIDを非表示/違反報告)
謎王子(プロフ) - アリスさん» あ…!そうなんですね。すみません……ボーカル組でよろしいのでしょうか?でしたら書かせていただきますね! (2017年12月23日 13時) (レス) id: 23774a2eab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:謎王子 | 作成日時:2017年8月9日 5時