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「まずはバレンタインデーについて詳しく知らなくちゃ!」



『…なんで美術室でやんの?』






2月6日、昼休み







澪奈と香帆に捕まり連行された先は美術室






さくらと涼音が黒板に[バレンタインデー講座]とでかでかと書いていた



「教室だと男子がうるさいからさ〜」



「ささ、座って座って!」





テンション高めの澪奈に促され、渋々椅子に座る




「…って事で、バレンタイン講座を始めます!」




にこにこ顔のさくらがそう宣言したことで、私はコレが長くなるであろうことを察した








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「バレンタインデーっていうのは諸説あるんだけど、日本では女の人が好きな人にチョコを贈るんだよ。友達とか、お世話になってる人にも渡したりするんだよね〜」




その言葉でいつもこの時期にチョコを渡してくれる人物の事を思い出した











「はいっAちゃん。これあげる!」

『ありがとうございます…でも、今が1番忙しい時期なんですよね…?わざわざ時間割いてまで買いに行ってくださらなくても、』

「いいの!Aちゃんもいつか意味が分かるからね〜」










『坂内さん_お世話になってる人が毎年この時期にチョコくれたのって、』



「バレンタインの事だろうね〜」



『……そっか』









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「で、Aは誰に渡すんだ?」

『なんでしれっと混じってんですか先生』

・→←if話〜バレンタイン編1〜



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作者名:とーめい | 作成日時:2019年2月16日 21時

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