青道高校野球部の美人ﾏﾈ【ﾀﾞｲﾔのA】

夢 ページ30

俺達のﾏﾈｰｼﾞｬｰは









『ﾎﾞｰﾙ磨き終わりましたよ〜』









仕事ができて









『一也先輩、この後も頑張って下さい』









先輩思いで









『はい』ﾆｺ









笑顔がかわいくて









『絶対甲子園に行きましょうね』









甲子園出場を約束した、そんなﾏﾈｰｼﾞｬｰ









一番にﾁｰﾑのことを思ってる、大切な仲間









だから、他の高校のやつが勧誘しても









『私は青道高校のﾏﾈｰｼﾞｬｰです、これだけは譲れません』









ってきっぱりいつも断ってた









鳴も会う度にAを誘ってるけど









毎回Aは断ってて









Aはどこにも行かない、って安心してたのかもしれない









だから、Aにあんなこと言われたときは









頭が真っ白になった









『一也先輩、私、稲実のﾏﾈｰｼﾞｬｰになります』



御幸「…は？冗談はよせよ(笑)」


成宮「冗談じゃないよ」


御幸「鳴！？」


『今まで、ありがとうございました』


成宮「行こっか、A」


『はい、鳴先輩』









嘘、だろ…？









こんなにもあっさりした別れなのか…？









遠ざかってゆく鳴とAの姿









その背中には手が届かない









…っ何でだよ！









甲子園行くって









みんなを支えるって









約束したじゃねぇか…！









A、戻って来いよ…









A…

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