579話 ページ22
陽月side
オールマイトをあの姿にさせることは、私の目的だったよ
じゃあ、私が悪いさ
私がそう促したんだもの
ま、そういう話じゃないのは分かってるけどさ
何か言いたげな三人を無視して、さらに言葉を紡ぐ
『けど、君に罪悪感を抱かせたことも何も謝りはしないよ。私はね
あれは私が全責任を負うべき、私の策。その結果つかみ取った結果を、望んだ結末を、私だけは後悔してはならないから』
ごめんと言うのは、さっきの心の中でだけだ
もう言わない
後悔するということは、私のすべてを否定することだ
だから謝らない
私は、自分がそうすべきと思ってやったから
その結果救えた命を、降ろさせられた重荷を、背負えた責任を、後悔しない
『だから、ありがとうと言っておく。罪悪感感じてるのに、私の強さや策そのものは信じてくれて
私に、君を守らせてくれて。君がまだ守られるべき子供なのだと、証明させてくれて
私の抱く信念を、誇らせてくれて。弱い君を望んでるわけでもないし、自作自演じみた称賛が欲しいわけでもないけど
それでも。君たちみたいな子供を、”強いから”と無責任に放り立たせる屑にしないでくれたことを、感謝してるよ』
聞きようによってはサイコパスな発言だけどさ
でもね、君を”守られるべき子供”にさせてくれたことが、本当にうれしいんだよ、実は
罪悪感抱かせたのは申し訳ないけどさ
それとは別として、嬉しいよ
あの時多分、私は改めて本当の意味で舞台に立てた気がする
俊典「君は強い。陽月くんが、君のことを”守るべき”とは言っても、”強い”ことを否定していないように
ただね。その強さに私がかまけた…抱え込ませてしまった」
だから、謝罪は彼からにしてもらうよ
私からだけは、言えないから
俊典「すまない。君も少年なのに」
子供を戦場に送り出すなんて
そんなの…辛いに決まってるじゃないか
私もそうだった。師範として、柱として、…まぁ表に出すことはなかったし、最初に思った時に飲み込んでしまい込んだけど
それになにより、一番近くで見てきたからね
我が子同然に思っていた私たちを送り出すほかなかった御館様は、どんな気持ちだったのだろうね
もう、過去の話か
慰めることも、何も、できるはずもない当たり前だったんだから
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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