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side 辰哉
ごめんね、ちょっと重かったよね。
俺は大丈夫なのかって?
うーん、大丈夫だと言ったら2割嘘になるけど、俺には、ねぇ、Aがいるから。
今思い返したらそん時から好きだったんだなぁ。
幼馴染の恋愛ってさ、よくさ、”距離が近すぎて””一緒にいるのが当たり前過ぎて”とか、
遠距離恋愛よりもある意味辛いのかも知んないね。
まぁ実際俺もそうなんだけどね。
苗字の違う人間が渡辺家に5年居候。これからもそのつもり。
そんでもってその家の住人に恋をする。
佐 「ふっかぁー」
もう家族感覚だから告白なんて出来やしない。出来そうにない。
佐 「ふっかぁー
俺のことだから、きっとこれから後も無理な気がする。
ふっかぁー
あれー、俺いつからこんなネガティブ人間になったんだろぉ。
おいふかざわぁーーー‼‼‼‼‼
辰哉 「うるせぇよ‼‼‼‼何だよ‼‼‼‼‼」
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作者名:淘蒼toa | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/#nindex
作成日時:2022年8月10日 8時