好きだから。《紫》 (ページ5)

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side 辰哉

母「あ、辰哉くん、分かる？お父さん、ナースコール」

辰哉「お父さん、、、お母さん、、、」

母「ごめんね､､､2人が出掛けたのは知ってたけど、私がもっと早く通報してれば､､､ごめんね､､､」

父「今後悔しても意味はない。辰哉くん、僕らのこと分かるか？」

辰哉「翔太とAのお父さんとお母さん」

父「あぁ、良かった､､､」

医「辰哉くん、起きたかな？倒れちゃったんだけど、特に異常はないから大丈夫だよ。

点滴が終わり次第、お帰りになって大丈夫です。」

母「はい、ありがとうございます。」

帰宅＿＿＿

父「辰哉くん、ちょっといいかな？」

辰哉「うん､､､」

父「まだ手続きは終わってないけど、辰哉くんはうちで暮らすことになった。まだなれないと思うけど、翔太とAと、”きょうだい”になってくれないか？」

辰哉「うん、ありがとう！」

父「あと、苗字についてなんだけど､､､これは、辰哉くんが決めてくれるか？」

辰哉「自分で決めていいなら､､､深澤、がいいかなぁ」

父「良いんだよ、自分のやりたいように決めてもらっていいからね。」

辰哉「何から何まで､､､本当にありがとう！」