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ページ5

しばらく玲於sideです







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1回溢れ出した涙は、

永遠に止まることはなかった。





玲「なんで…


…なんでだよ!!グスッ」



HI「落ち着こ?…な?、グスッ」






もう、

自分がなに考えてるのかも
分かんなくなった。








________________








あっという間にお葬式が終わっていて、


いつの間にかあの6人は、

小さい箱に入れられて家へ帰って来た。





俺らのシェアハウスのリビングの片隅に、

仏壇と6人分の遺影が置かれた。




部屋には、

メンバー全員の家族が揃った。




鼻をすする音が響き渡る。





(以下

お母さん=m
お父さん=p)







亜m「玲於くん…」



涼p「辛いよね、」



裕m「…裕太はね、

家に帰ってくるといっつも…


玲於くんのダンスが__とか、

振り付けの話とか…


いっぱい土産話をくれたのよ……」






たくさんの人からいろいろ言われるけど、

答える余裕がない。




全員喪服を着てる。

真っ黒な空間。




玲p「玲於、」



玲m「みなさん家族のほうが
深い傷ついてるんだから、、、」



玲「…なんだよ、それ」



メm「でも、

玲於くんだって、

ここでメンバー全員で
暮らしてた訳なんだから…


…メンバーがいなくなるのは、

とっても辛いと思うの」



隼p「そうですよ…


玲於くんにだって、

どうやっても治らない傷が
ついたと思います…」









この場の空気に耐えられなくなって、


足早に部屋から出た。






必死に俺を励まそうとする。


それはたぶん…逆効果だよ。






自分の部屋にこもり、

ひたすら泣いた。

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ちひろ(プロフ) - 更新も早くて、この物語自体大好きでした。次じゃなくても全然大丈夫なので、玲於くんのお話がまた読みたいです!! (2019年10月29日 0時) (レス) id: 53b4cdbbe8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 毎日とても楽しみにしてました。次は涼太くんがいいです。 (2019年10月28日 23時) (レス) id: de824e752c (このIDを非表示/違反報告)
とら - めちゃめちゃ切ないです…こういうお話好きなのでとても楽しみにしてます!頑張ってくださいねっ! (2019年10月19日 21時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆ | 作成日時:2019年10月6日 14時

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