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しばらく玲於sideです
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1回溢れ出した涙は、
永遠に止まることはなかった。
玲「なんで…
…なんでだよ!!グスッ」
HI「落ち着こ?…な?、グスッ」
もう、
自分がなに考えてるのかも
分かんなくなった。
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あっという間にお葬式が終わっていて、
いつの間にかあの6人は、
小さい箱に入れられて家へ帰って来た。
俺らのシェアハウスのリビングの片隅に、
仏壇と6人分の遺影が置かれた。
部屋には、
メンバー全員の家族が揃った。
鼻をすする音が響き渡る。
(以下
お母さん=m
お父さん=p)
亜m「玲於くん…」
涼p「辛いよね、」
裕m「…裕太はね、
家に帰ってくるといっつも…
玲於くんのダンスが__とか、
振り付けの話とか…
いっぱい土産話をくれたのよ……」
たくさんの人からいろいろ言われるけど、
答える余裕がない。
全員喪服を着てる。
真っ黒な空間。
玲p「玲於、」
玲m「みなさん家族のほうが
深い傷ついてるんだから、、、」
玲「…なんだよ、それ」
メm「でも、
玲於くんだって、
ここでメンバー全員で
暮らしてた訳なんだから…
…メンバーがいなくなるのは、
とっても辛いと思うの」
隼p「そうですよ…
玲於くんにだって、
どうやっても治らない傷が
ついたと思います…」
この場の空気に耐えられなくなって、
足早に部屋から出た。
必死に俺を励まそうとする。
それはたぶん…逆効果だよ。
自分の部屋にこもり、
ひたすら泣いた。
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ちひろ(プロフ) - 更新も早くて、この物語自体大好きでした。次じゃなくても全然大丈夫なので、玲於くんのお話がまた読みたいです!! (2019年10月29日 0時) (レス) id: 53b4cdbbe8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 毎日とても楽しみにしてました。次は涼太くんがいいです。 (2019年10月28日 23時) (レス) id: de824e752c (このIDを非表示/違反報告)
とら - めちゃめちゃ切ないです…こういうお話好きなのでとても楽しみにしてます!頑張ってくださいねっ! (2019年10月19日 21時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆ | 作成日時:2019年10月6日 14時