▽05 ページ7
『んふふふ！近づいて見てみると本当に大きいのです！潰されちゃいそう！』
でもでも！私の今の¨個性¨ならあの大きい仮想敵だって行動不能に出来ちゃうのです！
『んふふふ、たーーーっ……
…………ちぃ……？』
ピタッと仮想敵に手を触れる寸前に、私の真後ろから縮毛くんが走ってやってきてものすごい勢いでジャンプしていったのです！！わああ！縮毛くん凄いのです！！
『んふふ、どうやら私の出る幕じゃなかったようなのです。さてさて女の子さんは大丈夫なのですかね？
あ！でもこのまま女の子さんに触れると行動不能にさせてしまうのです。
「────¨個性解除¨」
────なのです』
これで女の子さんに触れられるのです！先ほどの大きなお邪魔虫くんは縮毛くんに任せるのです！
『んふふ、女の子さん大丈夫なのですか？瓦礫どかしてあげるのです！』
「あ、ありがとう……！！」
『んふふ、どういたしまして！』
「あ……っ！あの人！」
『縮毛くんのことなのです？どうしたのですか…………』
ガシャン！！と大きな音をたててお邪魔虫くんが倒れたのと同時に縮毛くんが落ちてきたのです！！どっ、どうしましょう！！
『た、たたた大変なのです！ええっとこういう時はどんな比喩表現が良いのです……？
どうしましょうどうしましょう、何にも思いつかないのです……！』
「う、うち！行ってくる！！」
女の子さんは近くにあった仮想敵の上に乗って¨個性¨を使って浮いていったのです！凄いのです！
女の子さんが落ちてきた縮毛くんに触れると縮毛くんも浮いたのです！重力系の個性なのですかね？
「解、除」
ぴと、と手をくっ付けると仮想敵やら縮毛くんが落ちてきたのです、重力が戻ったのですね！
『あわ、あわわわ。女の子さん戻しちゃってるのです。大丈夫なのですか？』
さすさすと背中をさすってあげるのです、縮毛くんもボロボロになっているのです。どうしましょう、骨がバッキバキになっているのです
飯田くんも近くに居ないのです、私一人じゃこの二人は運べないのです。
すると《終了〜！！！》と聞こえてきたのです。
あららら、入試終わっちゃったのです。40ポイントは合格ラインに入ってるのですかね？
縮毛くんと一緒に学校通ってみたかったのです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 861人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鶯(プロフ) - 睡蓮。さん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんの語尾のなのですは私自身も気に入っているのでそう言って頂けて嬉しいです！わ…！ありがとうございます！睡蓮さんの好きな作者の1人になれて光栄です、これからも精進していきます！ (2021年7月10日 22時) (
レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮。(プロフ) - え、なのです可愛い･･･。え((夢主ちゃんしゅき。作者様もしゅk(((殴 (2021年7月10日 18時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - たわしさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんのお誕生日はたわしさんの仰る通り7月18日です〜！ (2021年2月24日 16時) (レス) id: ccb4a5abb8 (このIDを非表示/違反報告)
たわし - 誕生日７月１８日!? (2021年2月24日 16時) (レス) id: 9c3bc33af0 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - くさん» コメントありがとうございます！擬音ちゃんの個性は吹出くんの個性名が分かる前に設定し書いていたので名前が被った時少し焦りました…、違うものとして捉えてもらえるとありがたいです！お褒めの言葉もありがとうございます！とても嬉しいです！ (2020年2月10日 21時) (レス) id: 623bb612b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶯 | 作成日時：2018年6月11日 23時
