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それから、約2ヶ月半が経っていた
ちょうど今日は年明け前日31日
中学生の僕は病院を退院してからというもの施設に預けられていた
正直楽しくなくて、あの日、みんなが居なくなってから退屈だと感じていた
そして、みんなの悲しい顔を声を、忘れたことは無かった
頭に刻み込まれたようにそれは度々思い出し胸を締め付ける
その寂しさを紛らわす度に僕は施設の看板の前で座り込む
1人で、夜まで座ってる
心のどこかでまたむかえにきてくれるなんてことを思ってるからかもしれないけど
来てくれるはずなんてないのにさ
『馬鹿だよな……』
自分から離れていったくせに寂しくなったら迎えにこいって理不尽すぎだし、自己中だ
「ほら、今日は時間だ。帰ってこい」
あっという間に時間はたっていて、でも、なんだ今日は戻る気がしなくて
『もう少し、ここにいる』
「はぁ、あと30分だけだぞ。」
『わかった…』
雪も本格的に降り始めた
『はぁー寒っ…』
それでも、"会いたい"なんて、おかしいよね
母さんもこんな気持ちだったのだろうか
嘘をついてまで守りたいものがあったから、僕を忘れたフリをした
たしかに、守りたいものは守れたかもしれない
自分の為に傷つくことも、泣かせることも、優しさや愛情を仇で返すなんて事はない
だけど、こんなに、辛いなんて知らなかった
こんなにも、胸が苦しくて、痛いなんて、僕には耐えられない……
弱音を吐いても、どれだけ後悔してももう二度と届かない
みんなの記憶には僕が忘れたということご刻み込まれてあって
僕とは違うエンディングが流れている
その時だった
「ちょと君。大丈夫？」
もう、二度と会うはずもないって思ってた
『大丈夫です。。僕ここの施設のなんで……』
今日、この時までは
『や、まだ…？』
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中島侑李(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品大好きで毎日の楽しみでした！もしよかったらなのですがJUMPのメンバーそれぞれが父親になって子育てをする作品を書いて頂きたいです！ (2020年3月25日 0時) (
レス) id: 1f8c90ab72 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです！待ってます！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2020年2月6日 23時
