熱があるみたいです ページ40
緑side
朝から感じてた不調。
そこまで酷ないやろってほかっといた結果……
橙｢馬鹿やないの？！38℃超えとるとか……」
熱が出ていたみたいです。
事の発端は2限目の数学が終わった休憩の時、
青｢とも、」
先生に出された問題が解けんくて、問題集を持ってきたりゅう。
｢あ、これはここに別の文字を代入すればええんよ」
青｢それがよくわからんの」
｢もう……だからこの3のところを」
本当にりゅうに教えるのは大変、まず理解してないんやから
しかも俺の真横でラブラブカップルは色々と話してる。
桃｢神ちゃん大変そうやなぁ笑」
赤｢心なしか顔色悪そうに見えるしな」
桃｢そうやな…、ってほんまに顔色悪くない？」
赤｢神ちゃんー？」
｢んー？」
赤｢ちょっとごめんやで、」
ピタッとおでこに添えられた冷たい手
赤｢え？めちゃ熱ない？」
その声を聞いたりゅうが反応する
｢え？そうかな？」
青｢俺もいい？触んで？」
りゅうは俺のおでこを確認すると、びっくりするくらい大きな声を出した。
青｢ダメやん、絶対これは熱やって！先生とこ行こ、あかん、こんなともほっとけへん」
｢えっ、ちょっと…」
手を引っ張られ、肩を支えられながら階段を降りる。
ガラガラっと保健室の扉を乱暴に開けたりゅう
中央にある椅子に座ってたあっくんは目をまん丸にしてる。
橙｢え？どうしたの？」
青｢ともが、熱かも…」
橙｢それはあかんやつやん、測ろ…」
心配性の2人が集まってしまい俺は両サイドから心配される。
気づかんくてごめんなとか、体調悪ない？とか
逆になんか気まずいんですけど…
そして冒頭に戻る。
やっぱりここまで熱が出ていると流行ってるインフルエンザとかも心配になってくるらしくて、早退することになった。
あっくんが家まで乗せてってくれるからって
橙｢今日うちの人おる？」
｢今日夜勤だった気がする…、昼までは家におると思うけど。」
んー、と顔をしかめるあっくん。
確かに仕事上休みにくい仕事ではあるから、俺の面倒を誰が見るか考えているんだろう。
橙｢俺は今日出張行って資料まとめなあかんし…」
青｢はい！なら俺が！」
橙｢あんたは授業まだあるでしょ…」
また2人とも顔をしかめる、
そんな…俺だったら1人でやってけるのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年8月1日 22時
