休みが明けて ページ39
緑side
あのイルミネーションの日から3日すぎ、今日は学校。
しげにあのあとどうなったか聞かなかんわ、
俺のせいで振り回しちゃったし……
赤｢神ちゃーん！」
朝から元気いっぱいでテンションが高くて、あのあと何か…と思ってた俺の気持ちは吹き飛んだ。
｢前は俺の都合で振り回しちゃってごめんな？」
赤｢いーや！大丈夫やったで！
……俺も2人になりたかったし」
急に出てくるしげの本音は本当に可愛い
｢なんかしたんか笑」
赤｢いやー？別にー？」
顔がニヤケとる、絶対にのんちゃんといい事あったやつや
赤｢そういえば神ちゃんは？あの後何してん？」
｢んー、」
簡単に言ってしまえば花火ですね、
なんて言ったらビックリするだろう。
こんな真冬の夜中に花火なんてするやつ普通おらんよな。
｢んと、花火やってん」
赤｢は？？何言うてるの？」
｢やから！花火やってん！」
嘘やんと言わんばかりに口をあんぐり開けとる
俺やって最初反応そんなんやったわ
でも真冬に花火ってのも案外楽しくて、
夏とはまた違った面白さがあった。
やってることは訳分からんくても、結構楽しめたんよなぁ。
赤｢ふーん、なんかすごいな」
｢俺もびっくりしたわ笑」
しげの状態からして、のんちゃんとはお家でイチャイチャでもしとったんやろな。
俺は恥ずかしくて自分からりゅうに甘えに行けへんし、時々いつもくっついているしげのんちゃんカップルが羨ましく感じる。
愛されてないわけじゃないけど、寂しくなる。
それも全部恥ずかしがり屋な俺のせいやねんけど……
赤｢もう、またコロコロ表情変わっとるで？
なにか悩みあったらいいや？」
｢う、うん。ありがとな〜」
大丈夫、もうすぐ冬休みにはいる。
そしたらできるだけりゅうに会って、頑張って少しでもイチャイチャできようにするんや
これが冬休みの1番の目標、
桃｢大毅〜！！」
学校の前あたりでいきなりしげの背中に飛び込むのんちゃん。
ほら、あのカップルスキンシップ多いねん…
それに比べたら俺らは……
青｢とも、おはよ」
｢あ、おはよ！」
だめやな、もっと流星に甘えれるような性格だったらいいのに
そう考えても自分が性格変えようとせな変わらんよな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年8月1日 22時
