二人の時間 ページ37
緑side
しげからの連絡で、俺らは2人でいることに成功
本当にしげにはあとで何か奢らんとかんなってくらい感謝だわ
りゅうと2人になれたのは嬉しい。
といいつつも、2人になったという事実にまた胸がぎゅーっとする
横に座ってるりゅうの顔を見つめる度にもう一度惚れ直したかのような気分になる。
青｢そんなに見んといてや笑｣
「ん、ごめん…」
青｢で、どうするん？今から｣
｢…しげのおとんが帰ってくるからって、しげたち帰ったらしいから、、｣
青｢えっ？！そうなん？｣
「うん、さっきLINEしてたのそれやねん」
青｢へぇー、そっか……｣
そのあとの言葉につまる
家に行くなんても無理、親とかおるんやもん…
だからといってこのままイルミネーション？
りゅうが飽きてしまうかも…
また俺は百面相してたんだと思う。
それくらいずっと悩んでた。
「りゅう…、あのな」
青｢ん？どうした？｣
｢これからの事やねんけど、……｣
完全にノープラン
頭が真っ白になってく、次の言葉がでてこない見つからない
青「なぁ、」
先に口を開いたのはりゅうやった。
青「俺らもう付き合って半年やし、テストも終わったことやし、
一旦はしゃいでみない？」
「…はしゃぐ？」
青｢俺に着いてきてくれたら、絶対楽しくさせる。どう？｣
そんなん言われたら答えはひとつしかなくて
「ついてく、」
青｢なら決まりな、
そのココア飲んじゃい｣
「うん」
りゅうのしてくれることに期待を抱きながら、
ぬるくなったココアを飲み干した
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作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年8月1日 22時
