僕らの恋はいつも遅い 3(JW青×緑) (ページ4)

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チョコバナナページ4

緑side

演劇部見たこと無かったけど、こんな凄かったんや。

たしかにどこかで公演するって言ってたもんな

実力よ……

演劇の余韻に浸りつつ、混雑を避けるためにまだ体育館の椅子に座っていたとこ

青｢とも、これ｣

出されたのは

｢チョコバナナやん！｣

祭りの屋台の中で1番好きな
チョコバナナ

｢買ってきてくれたん？？｣

青｢とも欲しがるかなって…｣

｢まじで、りゅう好き！いただきます〜｣

周りの人からみたらチョコバナナだけで盛り上がってる変な人かもしれない

でもりゅうがくれた事のうれしさとでとても幸せだった。

青｢もうそろそろ出よっか｣

出入口が空いてきたところで体育館から出る

『よぉ、藤井くん…』

｢あっ、先輩！こんにちは｣

『あ、チョコバナナ』

｢これりゅうに貰ったんですよ！先輩どうしたんですか？｣

『ちょっと、藤井来い。』

青｢え、？｣

渡り廊下の端まで連れていかれるりゅう

何話してんのか分からないけど、

少しだけ顔赤くしてる……

『おまたせ、ごめんね、神山くん。
じゃあ楽しんで〜！！』

｢なぁ、りゅう？どうしたん？｣

青｢んん、なんでもないよ。次どこ行くー？｣

｢んー、次はな…｣

それから学校中をグルグルまわり、夕方まで遊び尽くした

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青side

『おい、聞いてない』

｢なにがですか？｣

『神山くん、甘いもの好きだったの？』

｢はい、とものために買ったんですから｣

『言ってよ！神山くんならいくらでも割引したのに…！』

｢へ？？｣

『ほら神山くん可愛いでしょ？結構いけるなぁって。あとほらいつもマネージャーとして頑張ってくれてるから感謝って』

｢んふ、大丈夫です。全部俺が言っときますので。いくら先輩でもともは渡しませんよ｣

って先輩と張り合ってたのは内緒