僕らの恋はいつも遅い 3(JW青×緑) (ページ27)

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そのころページ27

赤side

2人が旅行行ってる時、俺らも遊びに行ったんよ

ただし…

こっちの地方は生憎の雨

昼頃から降り出して、傘もなんも持ってきてなかった俺はベチャベチャ。

さっきまで晴れやったくせに、天気予報やって曇どまりだったくせに……

桃｢雨とかだるっ…｣

｢やばいな、服濡れとるで帰れもしないし｣

桃｢買う場所だって、お金だってないしなぁ｣

そして最終的に行き着いた答え

［どこかで休んで、その間に乾かす］

ここらってなんていうか、

あーゆーホテルが多い。

時間単位だったら安く済むし、十分乾かす場所取れるし

ということ仕方なくで2人で近くのラブホテルへ。

真昼間から利用する客はやっぱり少なくて、スタッフさんからも変な目で見られた

でも服がベチャベチャやからなんとかそこまでスタッフさんに疑われることは無かったんやけど…

実際部屋に着くと異様な雰囲気…

桃｢ほら服脱いで｣

｢えっ、服……｣

桃｢乾かさんとあかんやろ、バスローブそこの棚にあるからとって｣

｢あっ、はい。｣

のんは別に乾かそうとしてるだけやのに、下心ありで反応してしまった俺が恥ずかしいっ！

｢ん、バスローブ。なぁ濡れて冷えたもんでシャワー浴びてきてええ？｣

桃｢あぁ、ええよ。｣

脱いだ服はのんに任せ

俺はシャワールームへと向かった

やっぱりラブホなんやなって感じる

お風呂やって広いし…、脱衣所から十分なスペースがある

少しいやらしい。

でも今日の目的は服を乾かすやから！
俺は今から寒いからシャワー浴びに行くだけやし、

場所も場所やからしゃーないけど、

変なことは考えない、徹底しよう。