安心の ページ17
緑side
りゅうから貰った言葉、
ぎゅっと抱きしめてくれる行動。
なんだか自分アホやなぁ。
こんなにもりゅうは俺の事思ってくれたのに、
1人で下がって勝手に考えて
俺は抱き締め返した。
りゅうはふふっと微笑んだ。
｢りゅう、ほんまごめん。
俺りゅうのこと大好きだわ!!｣
さっき流した涙は拭いて、ニコニコの笑顔を見せる。
りゅうも笑い返してくれる
俺らはこうでなきゃ
そして合わさる目と目。
りゅうの唇が俺の唇と重なった
触れるだけのキスを長く、
そこから舌が唇を割って入ってくる。
脳が痺れるようにピリピリする。
大好きなりゅうにキスしてもらってる感覚がハッキリと感じられる。
長いキスの後、りゅうは俺の首に顔を埋めた
青｢とも可愛すぎ…｣
｢ん、りゅうやって…かっこええよ｣
また重なる唇、
青｢なぁ、とも｣
｢ん？｣
青｢したらあかん？｣
最初は何がなんだか分からなかった。
でもすぐわかったんだ、
前俺が拒否してしまったこと
覚悟できるまで待ってると話してくれたこと。
恋人同士が繋がるもの
えっち……
男同士なんて、知らない。
でもりゅうは学んできてくれてる筈だから
気持ちが揺れ動く。
でも目の前にいるりゅうの目からは逃れられないの。
｢ん、ええよ。｣
その言葉が始まりの合図
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作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年8月1日 22時
