僕らの恋はいつも遅い 3(JW青×緑) (ページ11)

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開園ページ11

緑side

人の列が動き始める

さぁさぁ、やっと開園や！

遠くで音楽が聞こえる

それがまた楽しみな気持ちを煽る

目の前に見えてきた門

やっと入場できる……

ペアチケットをキャストさんの方に向ける

ピッと音がしたら読み込み成功

『いってらっしゃい！』

元気の良い声でお見送りされたら、やっと

｢入れたぁ!!｣

青｢元気やなぁ笑｣

｢もう、列長すぎなんよ…。やっと入れたわって｣

青｢そーやなぁ。じゃあまず先にこれ、｣

りゅうは俺の頭をぽんぽんと叩く

青｢買いにいこか？｣

とても広い敷地内を探索して、カチューシャなどが売っているショップへ。

俺らと同じく買いに来た人がレジの前で列を作っている

｢んー、何しよっか｣

青｢あ、サングラスとかもあるんやな｣

そして取り出したのはクマの形をした赤っぽいサングラス。

りゅうに良く似合う笑

｢結構オシャレやな笑｣

青｢このキャラクターで揃えん？｣

｢ええよ〜｣

そうと決まれば、そのキャラクターのが集中して売られている所へ

｢これ、可愛ええな｣

耳のところがぴょんぴょんしたカチューシャ

りゅうがひとつとって俺の頭に付ける

青｢ん、たしかに可愛ええ。似合うわ｣

最終的にそれでいこう！ということになって、そのカチューシャを買った。

2人でおそろいにしてつけて。

･

まだ時間が早いのでゲームのところに移動した。

見ているとカチューシャと同じキャラの大きなぬいぐるみが景品にあった。

｢あれ、欲しいなぁ｣

ゲームはボールを投げて積んであるブロックが全て落ちたら景品GETというもの。

青｢俺いける気するわ。やってくる｣

りゅうは無駄にかっこつけてゲームをやりに行った。

『残念でしたね〜』

結果は惨敗って笑

全部落とすってのは難しいんよね、

｢よし、今度は俺がやってくる！｣

少し凹んでるりゅうを隣に今度は俺が挑戦することに

狙いを定めて、一気に

バコンｯ

あ、

1発で取れた

青｢なんやとも！なんでそんな上手いんや！｣

でっかいぬいぐるみ片手にりゅうに問いただされる。

｢すごない？俺｣

ドヤ顔で見つめてやる。最高。