滅亡日記(JW橙×黄) (ページ44)

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43話ページ44

橙side

久々に帰った家は埃っぽい臭いで充満してた

黄｢換気やな｣

いくら夏をすぎたってだんだんと暑くなっていくのは変わらない

あっつ…と思いながらも換気するしかなかった

家にある食料をかき集める

外に行った時に見つけた非常食は持って帰ってきたから、一応2人分はあるはず

家のキッチンの奥にある食料庫を開ける

ナイス。

地震用かな？

水なしで食べられるものがいくつかあった

本格的に残りの数ヶ月充実した日を送れるように考え始めた、

食事もかき集めたものを何日分と割り振る

水は数ヶ月これで持つのか心配だが、いざとなったらろ過して蒸発させよう。

あと数ヶ月か。

先程から飲食をどうするかなど、本格的に話をしていたのに

数ヶ月ということが、実感できない。

淳太くんとおれるのも数ヶ月

楽しい思い出作りたくて旅行行ったのに、淳太くん病気になっちゃったし

結局なにも出来ずじまいだったな。

最後の数ヶ月くらいはもっと楽しんで生活を送ろう。

あれから数週間。

きちっと割り振った食事、飲食は足りていて生きれそう。

なんもない毎日でも隣に淳太くんがいることだけが幸せ。

黄｢ねぇ。照史｣

橙｢どうした？｣

黄｢僕ら恋人やろ？｣

橙｢うん｣

黄｢前みたいに抱いて｣

久しぶりのその言葉に俺は心を震わせた

こんな大変な時にして大丈夫なのか、

と思っていた自分の理性は壊れて

淳太くんの方へと誘われていった

久しぶりの快楽。

愛しい淳太くんと繋がれた幸せ。

淳太くんの可愛いらしい項にそっと噛み付いた

黄｢ど、したっ、、｣

橙｢淳太くんは俺のものってしるし。ずっと一緒やからなね。｣

黄｢っん、あきとっ、、｣

綺麗な声で俺を呼んでくれることが嬉しくて、

本能のままに愛し合った。