滅亡日記(JW橙×黄) (ページ36)

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35話ページ36

橙side

今日も変わらない1日だった

特にすることも無いし、話すことも無い

特に今日なんかテレビもなんもしとらんから、ほんまに暇

初めて淳太くんを抱いた日から3週間ほどたった

数日に一度のペースで今はやってるけど、特に変わったことはない

このままなんもせずに終わるのかな。

人生そんなもんなんかな。

2人ともそう思っていたと思う。

速報だった。テレビからの音声

｢たった今衛星が到着したことにより人口の3分の1は他星に移住したことになりました。｣

もうそんなにか。

貧しい人や老人もいるのにそんなにいったの？

少し疑問に思った

それは淳太くんもいっしょだった

黄｢世界の人口が単純計算で70億超えてるのに、35億ほど移住できるか？
生活困難な人は移住出来んやろうし…｣

おかしいな。そう思っていたけれど

ニュースですぐ解き明かされた

｢移住する、が国の法律となり移住しない生活困難な方々は各国の収容所に収集されています。｣

なんと国の法律になっていた

で、守らない人は犯罪者扱い

そして収容所に？

収容所に入れたれた人達は人間扱いされなくなるらしい。だから人口が減っていたのか？

世界中の政府のやってる事がもはや人間じゃない

もう地球にいないからって地球を置き去りにする政府に腹が立った

大人しく捕まるなんてしたくない。

逃げる。地球が滅亡する日まで逃げる。

逃げてどうにかなるわけじゃないけど、

そっちの方がスリリングで人生楽しいやろ。

淳太くんは大人しくこちらを見つめていた

一緒に逃げようの合図