滅亡日記(JW橙×黄) (ページ32)

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31話ページ32

橙side

スーパーに寄ったあと帰ってきました

初ラブホが頭に残りすぎて、ちゃんと喋れません

逆に平気な淳太くんが怖いです。

黄｢あきとーテレビつけてー｣

橙｢なんもやってへんのに？｣

黄｢え？なんか今日やなかった？他の星の様子を中継するやつ｣

橙｢え、しらんよ！聞いたことない｣

黄｢まぁ一応つけて、もうそろそろ始まると思うねん｣

テレビをつけたまだCMやった

このCMに出てる俳優さんはもういないかな？

この人が他星中継で映ったりして…

橙｢あ、晩御飯やらな｣

今日は暑いから冷うどん。

これまた悪くならんうちにとたくさん買ってきた

黄｢なんかすることある？｣

橙｢お湯沸かしといて｣

黄｢わかった｣

冷凍されてるうどんを袋から取り出す

先にお皿を用意しておいて、つゆも探す

黄｢はい、｣

だんだんとポツポツ泡が出てきた頃

もうちょいやな

橙｢あとは任せとき、ニュース見てやぁ｣

黄｢ありがとー｣

ぶくぶくと泡がたってきた頃に少し解凍されたうどんを入れる

うどんはだんだん広がってってすぐにもちもちになった

お皿に移し変えて、上からつゆ＆ネギをかける

橙｢はい｣

お茶と一緒にリビングに持ってって完成

黄｢お、はじまった｣

はじまった頃とちょうど良かったみたい

橙｢いただきます｣

黄｢いただきます｣

ニュースから流れる声をよく聞く

アナウンサーも大変やな、残らんとかんのか

｢こちらでは他星に向かっているロケットに中継が出来ます。少々お待ちください｣

後ろの方に見える映像スタッフがガヤガヤと動いている。

｢繋がりました。それではこちらをご覧下さい。｣

ロケットといってももうすぐ到着する衛生みたいなもんなんやって

とても広い空間に浮いている何十人ほどの人が見えた

『もうそろそろ着く予定です。地球から離れることができるのでとても嬉しいです。
ここのロケットには生活用品など揃っているので安心して移動することが出来ます。
自分で持ってきた物も置いておける場所があるので楽です。
これからは移住の際の注意点を聞き、移住していきます。地球に似た岩石の惑星ですが、専用の宇宙服は欠かせません。
今は家などではなく、特殊シェルターがいくつもある状態で国ごとに移動するので安心です。こちらからは以上です。また報告があれば連絡いたします。』

そんなことを言い終えて、中継は切れた