滅亡日記(JW橙×黄) (ページ30)

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29話ページ30

橙side

案外淳太くんは大胆な様子

俺の前で汚れたズボンを脱ぐ

いや、男同士でもこれはあかん

細いけど綺麗な淳太くんの脚に食いつきたくなったら、もうそろそろ末期や

で、また言われるのだろう

黄｢なんでこっち見とんねん、着替えとる時くらい向こう向いてや。欲求不満かよ｣

またどぎつい関西ツッコミを頂いたのである。

もう一度言いたい

元は淳太くんなのだ。

興奮するようなことをしてのける淳太くんは、意識してなくても天然タラシ

そろそろ身に感じて欲しいところだけど、

いつだったか忘れた

淳太くんが言い出した

黄｢ここら辺ってラブホなかった？｣

俺はお茶を吹き出した。

橙｢何言ってんねん…｣

黄｢公園とかでしとるやつらおるんやろ。ちゃんとした施設はどうなんだろうと。｣

たしかにそうだけど……、

疑問に持っていることが面白すぎる

橙｢じゃあ行くか？｣

黄｢まじ？！行きたいわぁ｣

淳太くんは異様に喜んでいる状態

じゃあ行くか。とパーカーを着て外に出た

ちゃんと鍵を持った

ラブホに行くけど冒険する気持ちもある

行ったことないもんね

そして住宅街から抜け出して歩くこと20分

国道沿いの大きなラブホを見つけた

橙｢あそこでええ？｣

黄｢いいで、いこ｣

校外学習並みにワクワクしているのか、小走りでラブホに向かう淳太くん

そこでワクワクしてどうすんのかわからんけど、とにかく楽しそうでなにより。

黄｢よし、着いたな。｣

そしてここはパーティーのようにきらびやかな空間

自分たちには合わないなと。