滅亡日記(JW橙×黄) (ページ28)

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27話ページ28

橙side

理性というものがしっかり働いてくれたおかげで、なんとか夜が明けた

同じベットで2人で眠る

でも今までとは違う距離感。

アホなくらい引っ付いて目の前で淳太くんの顔があるくらい。

｢おはよー起きてやぁ｣

ご飯を準備しようと声を掛けるがビクともしない

しゃーないか、

喉が乾いたから先に行っとこう。

そのあとまた起こしに来よう

そしてキッチンで水を飲んでいるときだった

がたっと音がするほうを見るとゆっくりと歩いてくる淳太くん

｢おはよ、起きた？｣

黄｢ん、喉乾いた｣

即座に近くのコップに水を入れてやる

｢はい、｣

黄｢ありがと。｣

まだお互い寝ぼけてんのかなんも話せへん

昨日のこともあるけど…

淳太くんは飲み終わったコップをこちらに戻してきた

｢あっ、持ってきてくれたん？ありがと｣

キッチンで朝食の準備をしていた所まで持ってきてくれた

その時やった

黄｢あきと…｣

呼ばれたと思って振り向くと、キスをされた

何秒か静止したあとやっと自分の状況が分かった

黄｢あきと、好き｣

まだ寝ぼけてんのか？とてもとろんとした可愛い目をしてる

｢淳太くん、ちょっと、どしたん？｣

黄｢言うてるやん、すきやって｣

なんか淳太くんの様子がおかしい

｢眠たいんやろ？ソファに寝ときーや｣

淳太くんを支えながらソファに向かってゆっくりと寝かせる

黄｢なぁ、｣

｢ん？｣

黄｢ぎゅーして｣

もう無理や、理性抑えろ

可愛い

甘えたの日？なんやねんこの子小悪魔や

｢はいはい、淳太くん。ぎゅー、｣

もう、幼稚園児に対する接し方やこれ

そこからは大人しくなってくれて、その間に朝食を用意することができた

で、もう淳太くんも起きてる

結構バッチリと

朝のニュースなんか見ちゃって、、

さっきのはほんまの寝ぼけか？！それならたらしすぎるぞ淳太くん

そう思いながらも今言ったら引かれそうなので我慢する

今日の可愛い淳太くんは心の中に閉じ込めておこう

黄｢なにニヤニヤしとんねん｣

｢いーやなんでも｣

黄｢もうそろそろ末期やで？｣

｢淳太くんもですけどなにか？！自分の寝てる風景を監視カメラでも撮ったら？｣

淳太くんは分かりやすく頭にハテナを浮かべている

俺が言える精一杯の証言

黄｢まぁええや｣

でも会話は終わった