三話 ページ3
歌仙「その割には、僕の句にケチを付けるね?」
玲羅「まだいけるからね」
歌仙「そうかい、君らしいよ」
歌仙は諦めて、少し笑った。
玲羅「そう言えば鶴丸、畑のところに作った落とし穴、誰かハマった?」
鶴丸「あぁ、歌仙がハマってたぜ」
玲羅「マジで?」
歌仙「アレ君達だったのかい!?もう、畑のところに落とし穴を作るのは止めてくれ!」
玲羅「と言っても、私は汚れるのは嫌だから設計したのは私だけど、掘ったのは鶴丸だ」
歌仙「共犯だよ!」
光忠「ま、まぁまぁ…落ち着いて…」
清光「そうだよ…歌仙…」
兼定「主が鶴丸と悪戯をするのは、いつものことだろ?」
堀川「そうですよ」
山姥切「何も変わらない」
三日月「若い証だな、主よ」
玲羅「そうだね〜」
国行「若いって、ええなぁ」
〜応接間〜
昼食後、政府から人が来ていた。
男「今回のお話は、此方の本丸で見習い審神者の面倒を見て頂きたいのです」
玲羅「見習い?」
男「はい、ゆくゆくは、貴方の後継者になるかもしれません。将来有望な人材です、それに何度か話しましたが、人懐っこい方です。人見知りの貴方でも大丈夫です」
玲羅「うわぁ、萎えるわ」
玲羅は苦笑いをした。
玲羅「て言うか、何で見習いなの?普通ならそのまま、自分の本丸持つだろ?」
男「まだ14歳ですから、心配なんです」
玲羅「14歳なら、自立してるだろ?」
男「少し天然な所があるので」
玲羅「あ、なるほど」
男「それと、まだ初期刀は連れていません」
玲羅「へぇ」
男「受け入れてくれますね?玲羅さん」
玲羅「ハイハイ…私の子供達に伝えておきますよ」
男「では、任せましたよ」
男が帰ろうとすると、玲羅は最後に聞いた。
玲羅「いつから?」
男「来週からです、では」
そう言うと、男は帰って行った。
玲羅「却説…説明するか」
〜大広間〜
清光「見習い?」
玲羅「そう、14歳の子なんだけどね」
骨喰「大丈夫なのか?」
玲羅「まぁ、主が2人になったと思って接すれば大丈夫だと思うよ」
秋田「どんな人なんでしょう?」
前田「楽しみですね」
玲羅「まだ初期刀はいないみたいだ」
清光「主って、見習い受け入れるんだ?」
玲羅「なんか、学校みたいな感じでしょ?」
一期「少し違う気が…」
玲羅「まぁ、とにかく宜しくね。来週から来るから」
小烏丸「この父が、面倒を見よう」
玲羅「頑張ってね、小烏丸」
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作者名:神扇 | 作成日時:2019年11月29日 21時