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八話 ページ11

〜離れ〜
審神者部屋
玲羅「此処が、君の部屋であり私の部屋です」

グリコ「おぉ、流石は審神者!部屋が広い!」

玲羅「おい、まさかと思うが此処で鬼ごっこしたりするなよ?」

グリコ「え、ダメにゃの?」

玲羅「お前なァ…」

グリコ「るーむめいと?だね」

玲羅「そうだな」

玲羅はグリコに言った。

玲羅「グリコ、たまに畑とかに鶴丸が作った落とし穴とかあるから、気をつけてね」

グリコ「落とし穴?」

玲羅「悪戯好きだからねぇ、私もだけど」

グリコ「ねーねー、僕って仕事あるの?」

玲羅「ねェよ、私が全部この本丸への出陣要請受けて、政府の嫌味聞いて、政府から押し付けられた仕事して、君の現状報告するだけだし」

グリコ「大変そうだね、だって小説も書いてるんでしょ?」

玲羅「誰に聞いたンです?」

グリコ「鶴丸さんに聞いた」

玲羅「鶴丸…小説は趣味ですよ、書かない時は書かないから」

グリコ「僕、絵本なら読むよ」

玲羅「絵本は専門外だわ、まぁ何かあったら言ってよ、言い方悪いけど…金はあるから」

グリコ「じゃあ、取り敢えずフィギュア買って」

玲羅「イキナリだな…」

グリコ「そう言えば、此処の縁側暗くない?」

玲羅「夜だからだろ?」

グリコ「夜だとしても、星見えないよ?」

玲羅「あぁ、藤の花があるからな」

グリコ「藤の花?」

玲羅「そう、この縁側から見えるのは藤の花」

グリコ「え〜、お星様見えないの?」

玲羅「庭に出たら見えると思うぞ」

グリコ「ならいいや」

玲羅「明日は何する?」

グリコ「朝ごはん作りたいです!」

玲羅「そうか、厨房に行ったら光忠と歌仙がいると思うから、行けば手伝わせて貰えると思う」

グリコ「玲しゃんは?」

玲羅「玲さんは、朝死んでるから無理。長谷部に起こされても中々起きないからね」

グリコ「あ、そうなんだ」

玲羅「兎に角…朝早いから、寝るぞ」

グリコ「はぁい」

なんだかんだ言って、これから大変そうです。

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作者名:神扇 | 作成日時:2019年11月29日 21時

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