伊黒の姉上サマ 【鬼滅の刃】

◆21◇ ページ21

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蜜璃(び、吃驚してしまったわ！！)




でも、そろそろ本当に翡翠ちゃん帰ってこないかしら･･･？




伊黒さん、とても悲しそうに見えるんだもの。






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義勇「翡翠」

『はい？』

義勇「(明日の任務には)一緒に来てもらう」

『明日の任務ですか？』

義勇「あぁ。 そうだ」

『義勇』

義勇「？」

『言葉足らず、直した方が良いのでは？ 皆さんに嫌われますよ』

義勇「俺は嫌われていない･･････」

『あらあら。 (ご自覚が無いようで？)』

義勇「･････････」

『まぁ、良いですけどね･･･』

義勇「明日、頼む」

『柱が二人よ？ 大した鬼じゃないと･･････』

義勇「村が襲われているらしい」

『！』

義勇「･･･」

『今は･･･？ 村人はどうしているの』

義勇「避難している」

『暴れても･･･？』

義勇「鬼以外は居ないからな。 良いはずだ･･･」

『ふふっ。 やったぁ･･････』

義勇「･･･着いたな」

『あぁ。 今日はご報告、ありがとね』

義勇「･･････別に良い」




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ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ




蜜璃「！」






帰ってきたのかしら！？







ｶﾞﾗｶﾞﾗ





『ただいま･･････』

蜜璃「おかえりなさい！ 翡翠ちゃん！！」

『え！？ 蜜璃ちゃん･･･！！』

蜜璃「ふふっ！ 暇してたから来てたのよ〜」

『そうなの？』

蜜璃「それより、翡翠ちゃん･･････」




ｺｿｯ




蜜璃「伊黒さん。 拗ねてたわよ？(ﾎﾞｿ」

『え』

蜜璃「ふふっ。 そういう事なの」

『あー･･･』

蜜璃「私はこれで･･･。
お話出来て良かったわ！ おやすみなさい！」





ﾊﾞﾀﾝｯ





小芭内「･･･(ｼﾞｰｰｰ」

『･･･っ。
確かに、何も言わないで行ったのは悪かったわ！！』

小芭内「･･････何してたの」

『少し、見たいモノがあってね･･･？』

小芭内「見たいモノ？？」

『ほら。 "鬼の妹"』

小芭内「！ アイツか･･････」

『うん、そう。 アイツよ』

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