◆33◇ ページ33
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蕨姫「不細工だね、お前。 気色悪い・・・
死んだ方がいいんじゃない? 何だいその頭の色! 目立ちたいのかい」
善逸「・・・」
蕨姫「部屋は確かにめちゃくちゃのままだね。
片付けとくように言ってたんだけど」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『京極屋、広すぎる・・・』
どこだ
ドガァ
『!』
蕨姫「気安く触るんじゃないよ。
のぼせ、腐りやがって・・・このガキが
躾が要るようだねお前は、きつい躾が」
『・・・受け身?』
蕨姫「何だい、アンタ」
『いえ、蕨姫花魁。 物音が聞こえたもので・・・』
蕨姫「そうかい。 ちょうどいい、この部屋を片付けておいてくれないかい?」
『分かりました。 ────蕨姫花魁』
蕨姫「何だい」
『善子の手当は自分がします』
蕨姫「・・・分かった」
『ありがとうございます』
蕨姫花魁は去っていった
『・・・そこの者』
「は、はい!」
『障子に寝ている善子は、放っておいてくれないかい? 後で運ぶから』
「わ、分かりました・・・!」
テキパキと部屋の掃除をする
『・・・はぁ』
蕨姫花魁・・・アレは鬼。
じゃあ、荻本屋に居たのは・・・同じ鬼?
それとも、二体・・・?
『───────・・・はぁ、終わった』
何があったんだか
『すまないねぇ・・・。 このままで』
「い、いえ!」
ヒョイっと善逸を持ち上げる
『さて、と。 どうするかなぁ・・・』
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Strawberry☆Angel.y(プロフ) - 冨岡さんの口調が変わるのは何故ですか? (2020年1月9日 9時) (レス) id: ac3f1c065a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*アメダマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2019年10月10日 16時