箱入り娘の正体は、鬼殺隊の────･･･【鬼滅の刃】 (ページ17)

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◆17◇ ページ17

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『妾ね、惡鬼滅殺･･･初めてって言ったじゃない？』

義勇「あぁ」

『ソレね、嘘なの。ごめんなさい』

義勇「嘘･･･？何故、嘘をつく必要が･･･？？」

『妾、昔･･･すごく昔に鬼殺隊に入隊したの。
妾は、珍しかったの。
その時･･･「二ツ目の呼吸」を扱う鬼殺隊･･･。
珍しさに、鬼はすぐ食べたがる。だから･･･あの小屋にずっと居たの』

義勇「･･･(お館様が言った「五十体倒している」とはこの事だったのか･･･)」

『二ツ目の呼吸、それは幼き頃･･･爺やに教えてもらったのよ･･･爺やは────生きているのか、わからないけれど』

義勇「･･･」

『妾、怒ると人格･･･変になっちゃうから･･･』

義勇「･･･そうか」

『義勇に、「弱いのかしら」って聞いたの』

義勇「覚えてますよ」

『その「弱さ」は、この事なの』

目を伏せながら言う

義勇「弱くなんて･･････」

『！』

義勇「ないさ」

『義勇･･････ありがとう(ﾆｺﾘ』

義勇「！」

『帰りましょう』

義勇「あぁ」

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炭治郎「凄かったよな〜･･･」

善逸「だよな！俺、関心しちゃったよ〜〜」

炭治郎「いやいや、あんな事言ってたじゃないか･･････」(13譚参考)

善逸「そうだっけ？？」

炭治郎「忘れるなよ〜」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

炭治郎「ん？誰だろう･･･？？」

善逸「任務から帰ってきたんだろ〜」

タッタッタッ

炭治郎「あ！！善逸！？」

様子を見に行こうとする善逸

炭治郎「ダメだろ･･･！」

善逸「気になるんだもーん」

ﾊﾞﾀﾝｯ

炭治郎「･･･はぁ」