鬼札【鬼滅の刃】 参

壱百拾伍 ページ26

宇髄「遅い遅い。


お前ら！基礎体力が無さ過ぎる。」


宇髄「こんなに遅かったら上弦には勝てないぞ。」


宇髄「なにへばってんの！ 休憩じゃねぇんだぞ！」


厳しい叱責が飛び交う。


“柱稽古”第一の試練。指導するのは元音柱・宇髄天元である。


“柱稽古”＿＿＿


まずは宇髄によるしごき・基礎体力向上から始まり


甘露寺蜜璃による地獄の柔軟


時透無一郎による高速移動の稽古


蛇柱による太刀筋矯正


風柱による無限打ち込み稽古


岩柱による筋肉強化訓練＿＿＿。


炎柱・煉獄杏寿郎は強力な斬撃を強化するための稽古を


天柱・天津Aは柱と継子、選ばれた隊士のみ参加できる“実戦訓練”を行う。


異能が使える上弦の鬼を倒すには実戦を積んだ方が良いが危険なため、


同じく異能が使えるAがその訓練を提案した。


選ばれた隊士とは、柱が高評価をつけた隊士である。


しかし、高評価をつけられた隊士は未だにいなかった。


そして、＿＿＿水柱・冨岡義勇は参加を拒否した。


Aの誘いですら断った彼のもとに竈門炭治郎は向かった。

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