鬼札【鬼滅の刃】 参

壱百拾肆 ページ25

竈門「あっ、善逸。」


言い忘れてたけど、ありがとう。」


炭治郎はトボトボと柱稽古に向かう善逸にお礼を言う。


それは炭次郎が上弦の肆の鬼との戦いの際、


善逸に教えてもらった【雷の呼吸】のコツで、鬼の頸を斬る事ができたお礼であった。


竈門「上弦の肆との戦いで片足が殆ど使えなくなった時、


前に善逸が教えてくれてた雷の呼吸のコツを使って鬼の頚が斬れたんだ。


もちろん、善逸みたいな速さではできなかったけど・・・


本当にありがとう。」


我妻「馬鹿野郎、お前っ・・・


そんなことで俺の機嫌が直ると思うなよ！！」


竈門「(あっ、ゴキゲンだ。よかった。)」


心中で察する炭治郎。


そこに鎹烏が飛んでくる。


鎹烏「オ館様カラノ手紙ダ！！」


竈門「え、手紙・・・？俺に？


・・・何だろう？」


初めての出来事に、疑問符ばかりが湧き上がる炭次郎であった。


お館様からの直々の手紙。


何か重要なことがあるのか・・・？

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