【鬼滅の刃】転生者は悪女に嵌められて2【完結済】

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蜜「……私、仲間を傷つける子とは話したくないわ…」






伊黒「さっさと甘露寺と俺の視界から消えろ





これ以上、甘露寺の目を汚すな」







無「あれ?

まだ居たの?






早く柱辞めたら??」






悲「嗚呼…




佐倉河と胡蝶の姉に怪我を負わせた上に謝罪しないとは……






なんと憐れな小娘なんだ……」








冨「………」





し「………」









胡蝶しのぶは無言でこちらを睨んできた






冨岡に至っては、こちらを向いてすらない






紗「…ﾋｸｯ……ｸﾞｽｯ……」





雨柱は泣き真似をして、私だけに見えるよう笑みをこっそり浮かべていた




「(どいつもこいつも馬鹿だな…)」








不「オイィ!!聞いてんのかよォ!!」









不死川は私を殴ろうとする








私は片手でそれを止める









不「!!放せェ!!」








「アンタが先に放したら???






あっ、そっか






私より弱いくせに人に暴力を振るしか能のないやつにそんなことを言っても無駄だったね」







不「ｯ!テメェ!!!」







不死川がより力を加えてくるが、全く動かなかった









ご息女「「お館様の御成りです」」









不「…チッ!!」








不死川が私の胸倉を放し、跪く








私もすぐに跪く







産「やあ、皆





今日も元気そうで何よりだよ





今日は晴れてていい天気だね」








柱達はお館様を見るなり唖然とする









蜜「……えっ」









不「…お、お館様…?」









宇「…派手に治ってる?」









そこには






全身を蝕んでいた痣が無く、元気に歩いているお館様の姿があった









し「…お、お館様、治った…の……ですか……?」








産「ああ、Aのお陰でね




今では普通に歩けるし走れるよ」








全員が私の方を向く









無「あの人が…?」









紗「き、きっと何か変な薬でも飲ませたんですよ!!」









宇「あ、ああ!!派手にきっとそうだぜ!!」









「そんなわけ無いじゃん








尊敬するお館様に変な薬なんて飲ませないよ









馬鹿なの???」









伊黒「信用しない信用しない

どうせ、嘘なんだろう」








「信用できないなら、そこにいる蟲柱に調べてもらったら?」









し「…お館様、血を採血しても?」








産「ああ、もちろんいいよ」








し「失礼します…」









胡蝶しのぶは懐から注射器を取り出し、診断を始める

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