【鬼滅の刃】転生者は悪女に嵌められて2【完結済】

65「…?どうしたんだろう?あの子」 ページ19

炭治郎達が任務に行ってから2週間が経った









あれから炭治郎達は私の屋敷に来なかった









どうやら、任務が多くなかなか来れないらしい









なので、手紙を送ってくるようになった









内容はほとんど雑談だ









善逸や伊之助のことだったり任務のことだったり









様々だった









.








.









ある日









ある山で鬼が出たと噂になったので、私はそこに向かうことになった









今回は一般隊士と合同任務だ









私は集合場所に向かうことにした









.









.









集合場所に着くと既に隊士が二人居た









ただ、何か様子がおかしかった









一人の子がしゃがんでいて、もう一人の子が焦っているようだった









とりあえず声をかけることにした









「君達が合同任務の子?」









隊「あっ…はい!そうです!」









一人の子が返事をしてくれたが、もう一人の子はしゃがんだままだった









そして、なにやら啜る声が聞こえた







隊2「ｳｯ……ﾋｸｯ……ｳｳｯ…」









まるで泣いているような声だった









「……ねえ、その子どうしたの?」









隊「あっ!!いえ…



ほら、早く立って空柱様に挨拶しろよ!ｺｿｺｿ」









ただ事で無さそうだ









「いいよ、しゃがんだままで









………あっ、そうだ









二人ともしばらくここで待ってて」








隊「えっ?あっ、はい




分かりました……?」









私は鬼が出ると噂の山の中に入る

66「おにぎり、旨い」→←64「…行っちゃったな……」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す