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御幸
一人残された保健室でAの言葉と今にも泣き出しそうな顔を思い出していた。
これでよかった、俺は彼女を傷つけたくないし俺にとっての一番は結菜だから
けど驚いた。
普段、俺の前だとオロオロしてたくせに今日はすごいハッキリとぶつけてきたな
泣くんじゃないかと思ったけど最後まで我慢してたみたいだし、意外と気強いのか?
振られる方も嫌かもしんねーけど、振る方も地味に結構くんだよなー
可愛い顔してモテてんだから、俺じゃなくてもいいような気がすんのに。
「一也大丈夫!?」
いつの間にか授業が終わっていたらしく、結菜が勢いよく保健室へと入ってきた。
「んー平気」
「心配したんだからこのバカ!」
結菜とは一年の時から同じクラスで、第一印象は美人でいい女。後、いい体してる奴だった。
俺とは正反対で友達も多く、性格もサバサバしていて話すと結構楽しいと思える存在だったんだよな。
それで、一年の冬に俺から告って付き合った。
気弱いよりも気強い女のが好きだし、可愛いよりも美人な女のが好きな俺のど真ん中だった。
周りからも羨ましがられたし、美男美女カップルだって言われてるのも知っている。
俺はこの幸せを壊したくないーー
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HIKARU(プロフ) - 蝶乱さん» コメントありがとうございます^^ 頑張ります!! (2020年3月5日 17時) (レス) id: e2128e8a6d (このIDを非表示/違反報告)
蝶乱(プロフ) - はじめまして!全然読みにくくなんてありません!むしろ面白くてめちゃくちゃ更新を楽しみにしおります!第2目も頑張ってください (2020年3月5日 12時) (レス) id: f2a4c0900f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HIKARU | 作成日時:2020年3月1日 13時