【小説】ゴミのような、二個目の僕らの世界。【本編】

66_宮崎零　【世界を救いたい】 ページ20

「紅、様…？」

紅様だ。たしか意識とばしたから
大方助けてくれたんだろう。
服は女の誰かが着替えさせて
くれたんだと思う。というか
そうでなければまずい。

「助けてくれたの？ありがとう」
「そうだが、それよりなんで気絶してたんだ？」
「色々考えてて…」
「よかった…」
「え、なんで？」
「また自害でもするのかと…な。」
「さすがにしない。」
「ならよかった…」
「じゃあやることあるからもう行くね。」
「あぁ、また明日」

ﾊﾟﾀｯ

あ、セツナだ。というか僕の作った
ワンピース着てくれてる！ん、僕の部屋ノックしてる。
「セツナ、どうした？」
「零くん！ワンピースありがとう！」
「うん、似合ってる。それから部屋入ろう？」

・・・

「それでね…いつかこのワンピース着て」
「絵本で読んだ「うみ」にみんなで行きたいなって！」
「そうだね、みんなで行ったら面白いと思う。あと…」

薔薇の髪飾りを渡す

「わぁ！髪飾りだ！あったらいいなって思ってたの！」
「結んであげる。」

普通に結んでも面白くないし、
三つ編みかな。
丁寧に三つ編みを編んでいく

「できたよ。鏡はこっち。」
「綺麗な三つ編み！」
「でもこれは汚しちゃうとあれだから…」
「いつもはこっち着たら？」

もう片方のワンピースと赤い紐のリボンをだす。
こっちはシンプルに黒のワンピースに
襟とボタンがついてて、さらに後ろの腰辺りから
裾より少し上にかけて白い布が大きいリボンに
なって付いてる。

「可愛い！ありがとう零くん！」
「どういたしまして。それと、そろそろ夕食だよ？」
「リビング行ったら？」
「零くんは？」
「僕はもういいから。」
「ふーん、じゃあ行ってくる！」
「うん。ばいばい。」

…さて、どうしようか
寝る…ことはできない、さっき寝すぎた
作戦…はめんどくさい←
遊ぶ…ことも…ん？力使えば…いや、だめか。
あぁぁぁ、なにしよ…
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…(。-ω-)zzzｽﾔｧ

・・・
久しぶりに顔文字使いました…
あ、セツナと紅様お借りしました！

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