男装してても心は女。６【佐野万次郎】

非公開になってましたすみません ページ36

武「どうするんですか、マイキー君」



何の考えもなしにあんなこと言っちまった



「取り合えずパーが長内を刺すのを止めればいいんじゃねぇの？」



武「確かにそうですけど・・・」



「んな難しく考えんなって」



武「そうはいきませんよ・・・」



悩むようなそぶりを見せるタケミッチ



武「確かにパーちん君が長内を刺すのを止めれば一部の時代は変わると思います。でも、問題は蓮さんなんです」



「蓮が問題？」



武「蓮さんはマイキー君のお兄さんから頼まれてマイキー君を、東卍を守ってきたんですよね？でもこの時代では蓮さんがお兄さんと会ってないのでマイキー君の事なんて知らなくて当然、つまり敵にも味方にもなるという事です」



「・・・なるほど」



武「蓮さんはこの時代でも喧嘩代行をやってるのでもし長内と繋がっているのならまた時代が変わると思うんです」



「難しいな」



タケミッチと考えても適した解決策は思い浮かばなかった



「とにかく、抗争当日にならねぇと分かんねぇな」



ピコン



「メール・・・パーからだ」



[愛美愛主との抗争について話し合いたい明日〇✕倉庫に来てくれ]



そうだ、ここで話してる途中に長内が来て、予定よりも早い抗争が行われるんだ



武「元の時代のとおりその倉庫で抗争するのがいいのか、そうならないように動いた方がいいのか・・・分かりませんね」



「でも、今から行動しても時間制限は明日までだぞ？取り合えずパーが長内を刺すのを止めるしかねぇよ」



武「そうですね・・・明日、パーちん君に注意して動きましょう」

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