42話 ページ42
.
エースside
＿＿＿＿＿数時間前。
ｴｰｽ「おい！！コイツのこと見とけ！」
ｻﾎﾞ「ぁ、おいエース！待てよ！！俺も行くんだから！」
俺は腕に抱いていた眠っているとも取れるが気絶しているAをドグラ達に押し付けてアイツらがいるであろう船に駆け出した。
.
嫌な予感はしていたんだ。
街であの新聞を見た時から。
�爛┘譽献�壊滅�甅猗反佑論嵌韻離轡礇鵐�ス��
ｴｰｽ「ｯふざけやがって」
息苦しい、兄としてでしか存在意義がない。
そう思わせるほどにアイツを追い込んで、前は話も聞かずに打った挙句、今回はぶっ倒れるまで放置した？
ｴｰｽ「…ぶっ殺してやる」
�犢イ�だから離れたくないって思うんだよ��
そう語ったアイツを裏切ったあの日見た男達の姿が脳裏に過ってふつふつと湧き上がる怒りにパイプを握り締める力が強くなった。
.
ｻﾎﾞ「やっぱでけぇな」
ｴｰｽ「んなのはどうでもいいんだよ。行くぞサボ」
ｻﾎﾞ「はいはい」
なんて山の麓を越え、村を突っ着れば港に見えてきた一隻の海賊船。
甲板へと続く足場に躊躇いもなく足を踏み入れて船上に登れば外だというのに臭うほど、酒の匂いが充満していて男達が倒れるように眠っていた。
ｻﾎﾞ「こりゃすぐには起きなさそうだな」
なんて呆れたようなサボの声を聞きながら周りを見渡せばお目当ての赤色を見つけて俺は歩み寄った。
ｻﾎﾞ「…なぁエース。やっぱりコイツらの話聞いてからにしようぜ」
ｴｰｽ「は？聞く必要もねぇだろこんなヤツらの言葉。お前今更何言ってんだよ」
悪かった、許してくれ。
ただ謝れば済むと思ってる奴らだろ。話なんて今更聞いてなんになる？
ただでさえイライラしていたのにサボの仲裁するような言葉が拍車をかけて睨みつければ唸り声が聞こえて 起きたか？と赤髪を見た。
ｼｬﾝｸｽ「…ウ、タ」
ｴｰｽ「は？」
ウタ。
いつか聞いたAの妹の名前。あいつを縛る根源。それを零したコイツに自分の中で何かが急激に冷めると同時に湧き上がった。
＿＿＿＿＿＿あぁ、そうか
お前らはそうやってアイツを追い込んだのか。
ｻﾎﾞ「ぉ、おいエース！やめろ！！」
俺はサボの中止する声を無視してパイプを振り上げた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2820人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空舞(プロフ) - 無理矢理あけたページに書きたかったお話追加しました🙊文字数足りなくてコメント欄に感謝を。評価がいつの間にか1500票越えてました🥲💞完結させた時は1200ぐらいだったのに、、ありがとうございます😭 (10月21日 14時) (
レス) @page50 id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - しらすさん» しらすさん返信がありえないほど遅くなってしまい申し訳ないです🙇🏻♀️💦嬉しいお言葉ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです😭💞 (10月15日 11時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
しらす - え待って待って待って神泣きましたこんな作品をありがとうございますもう、、、大好きです (6月23日 20時) (レス) @page50 id: b9c047ab39 (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - 月詠さん» 月詠さん今更ながらのご返信になり申し訳ないです😭失踪していてすみません、ｯ！そして素敵なコメントありがとうございます🥹そう言っていただけると凄く嬉しいです！ご拝読ありがとうございました🙇🏻♀️ (2023年4月22日 12時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - 、、、は？え、滅茶苦茶涙腺崩壊させてくる神作品なんですが？？？ヤバい、途中胸が苦しくなったわ。完結おめでとうございます、滅茶苦茶面白かったです (2023年1月16日 18時) (レス) @page49 id: 9753754a57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空舞
| 作成日時：2022年9月2日 17時
