15話 ページ15
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ｼｬﾝｸｽ「その腕どうしたんだって聞いてるんだ！！！」
『階段から落ちた。』
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なぁウタ。お前は優しいから、きっと俺の怪我を知れば泣くんだ。泣いて泣いて、俺に罪悪感を抱いてまた泣いて何度も謝るんだよ。
それでさ、その光景をみてるシャンクス達が困り果ててまたお前を慰めるために頑張るんだ。
＿＿＿＿＿滑稽だろそんなの？
天下の赤髪海賊団が子供なんかに振り回されてさ。
ﾍﾞｯｸ「A、正直に話せ。本当に階段から落ちただけか？」
『うん。よそ見してたら滑っちゃっただけ。』
ﾔｿｯﾌﾟ「...へぇ、お前がそんなヘマするなんてな」
『自分がわりとドジなのはじめてしったよ』
事実を聞き出そうとする皆にツラツラとでてくる嘘。貼り付けた笑みを崩さずに言える自分にどこか感心していれば食堂の扉が開いて取り乱したように慌てた姿のウタが入ってきた。
＿＿＿＿＿…嘘だろ、
ｳﾀ「A！！怪我してない！？」
ｼｬﾝｸｽ「…何かあったのかウタ？」
ｳﾀ「街で変な男達に絡まれて、...でも起きたら自分の部屋にいたから」
あぁ、本当に、最悪すぎる。
ここに帰る前にウタを起こして口裏を合わせればよかったと後悔しても遅い。ウタの言葉を聞いて俺に集まる視線に今すぐにでもここから逃げ出したいぐらいだった。
ｳﾀ「それで、A、怪我してない、？」
『...するわけないだろ。俺がちゃんと見てなかったせいで怖い思いさせて悪かったね、ウタ』
ｳﾀ「〜！そんな事ない！！ありがとうA！」
守ってくれて！
なんてそんな笑顔向けないでくれ。ギュッと抱きついてくるウタに折れた腕が痛んで、それでも笑みを崩さずに頭を撫でてやればシャンクスがウタに俺の無事が確認できたならそろそろ寝ろ、と促されてしまう。
そうする！と元気に部屋を出ていこうとするウタに俺も便乗したかったのに
皆の空気にそんな事をできるわけもなく、無情にも食堂の扉はしめられた。
ｼｬﾝｸｽ「...どういう事だA」
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空舞(プロフ) - 無理矢理あけたページに書きたかったお話追加しました🙊文字数足りなくてコメント欄に感謝を。評価がいつの間にか1500票越えてました🥲💞完結させた時は1200ぐらいだったのに、、ありがとうございます😭 (10月21日 14時) (
レス) @page50 id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - しらすさん» しらすさん返信がありえないほど遅くなってしまい申し訳ないです🙇🏻♀️💦嬉しいお言葉ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです😭💞 (10月15日 11時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
しらす - え待って待って待って神泣きましたこんな作品をありがとうございますもう、、、大好きです (6月23日 20時) (レス) @page50 id: b9c047ab39 (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - 月詠さん» 月詠さん今更ながらのご返信になり申し訳ないです😭失踪していてすみません、ｯ！そして素敵なコメントありがとうございます🥹そう言っていただけると凄く嬉しいです！ご拝読ありがとうございました🙇🏻♀️ (2023年4月22日 12時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - 、、、は？え、滅茶苦茶涙腺崩壊させてくる神作品なんですが？？？ヤバい、途中胸が苦しくなったわ。完結おめでとうございます、滅茶苦茶面白かったです (2023年1月16日 18時) (レス) @page49 id: 9753754a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空舞
| 作成日時：2022年9月2日 17時
